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皇后さまの「承詔必謹」を見習うべし

皇后陛下の82歳の誕生日のお言葉を、産経新聞と東京新聞が全文載せていた。
産経新聞は皇室のニュースを割と大きく報じて、いかにも尊皇心があるようなふりをする。
ところが「承詔必謹」は全くない!
それどころか天皇陛下に平然と異議を唱える論客(逆賊)ばかりを紙面に登場させる。 

要するに自分たちの希望する「天皇像」に、今上陛下は合致しないのである。
Y染色体・男系血脈としての天皇」を彼らは尊崇していて、個人としての天皇には興味がない。
彼らの主張はこうだ。
「天皇は祭祀だけをしていればよい、公務は余計だ、御簾の奥に隠れてカリスマ性を保て、閉ざされた皇室が望ましい」
天皇陛下が公務をなさり、国民に直接「お言葉」を伝えると、彼らは不愉快になるのだ。
彼らは「承詔必謹なきエセ尊皇家」である 

驚くべきことに東京新聞はサヨク新聞のようだが、「庶民感覚としての尊皇心」があって、社説でも女性・女系天皇を認めている。
昨日も「皇后さま回答全文」を載せて、見出しに使ったのが、「視覚障害者転落 増えぬよう」「陛下の御表明謹んで承った」という箇所である。
これはわしが注目した2点でもあって、社会的弱者への配慮と「承詔必謹」の心構えである。

皇后陛下でも、天皇陛下には「承詔必謹」を心がける。
「私は以前より、皇室の重大な決断が行われる場合、これに関わられるのは皇位の継承に連なる方々であり、その配偶者や親族であってはならないとの思いをずっと持ち続けておりましたので、皇太子や秋篠宮ともよく御相談の上でなされたこの度の陛下の御表明も、謹んでこれを承りました。」
この箇所は、8月8日の玉音放送を受けての、態度表明として非常に重大な言葉である。
皇后陛下でも「承詔必謹」なのだから、国民も、国民の代表者たる国会議員も、本来は「承詔必謹」で臨まなければならない。
それを悟らせるために皇后陛下は「謹んで承った」と仰ったのだろう。

これが産経新聞の愛読者である「男系血脈派」に届くのか?
自民党の国会議員に届くのか?
竹田恒泰を奉じる日本会議系の国会議員に届くのか?
安倍政権に届くのか?
有識者会議に届くのか?
答えは風に舞っている。

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