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土人発言 1人の警察官の資質の問題ではない 安倍自民党政権の姿勢そのもの 70年前の日本兵と同じだ

沖縄県高江では、今、米軍のためのヘリパッドの建設工事が強行されています。
 反対する住民たちに対し、安倍政権は全国各地から機動隊を動員し、暴力による支配を貫徹しようとしています。
東村高江に機動隊を投入 安倍自民党政権による暴力による沖縄支配 日本の恥だ

 そのような中で起きたのが、大阪府警から派遣された1人の警察官による「土人」発言です。
触るなクソ、触るなコラァ、どこつかんどんじゃコラ、ボケェ、土人が!

 緊張関係にある状態ではありますが、権力側のこの発言が問題なのは、対等でなく上から見下ろす立場でありながら、このような暴言を吐いていることです。
 何か口実でもあればたちどころに公務執行妨害として逮捕できる立場です。
 もっとも、この間、反対運動をしている人たちが何人も逮捕されたりしていますが、那覇地裁が勾留請求を却下するなど、その逮捕自体にも問題があるものばかりではあります。

 菅官房長官は、遺憾だとしていますが、しかし、この程度の対応でしかありません。
「菅氏は会見で「これは許すまじきことなので、警察庁においてしっかり対応するという報告を受けている」と説明。」(朝日新聞2016年10月19日
 他方で直接のトップである大阪の松井一郎知事は、よくやっていると賞める始末です。
大阪知事、「土人」発言の機動隊員に「出張ご苦労様」」(沖縄タイムズ2016年10月20日)
「ネットでの映像を見ましたが、表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様」

 沖縄県警が地元で採用した警察官であれば、このような「土人」発言はなかったでしょう。
 本土から派遣され、沖縄支配を貫徹するために力によって反対派を排除するために派遣されてきたのですから、このような差別意識があって不思議ではありません。
 沖縄に駐屯している米兵たちの発想とどこが違うのかということです。
 あるいは70年前にやってきた日本兵が沖縄住民を徹底して差別し、虐殺した体質とどこが違うのかということです。

沖縄支配を貫徹せよ!
 土人発言を遺憾だという菅官房長官も「報告を受けている」というだけなのですから、その発言さえなければ良かったものを余計なことをしてくれちゃってという程度の発想でしかないことがよくわかります。
 自民党政権の姿勢がこの程度だから、現場の警察官もつい本音が出てしまうのです。
 力による支配とはそのようなものであり、これは決して1人の警察官の資質の問題に矮小化させてはらないのです。

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