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政治理念の原点に戻ると。。。

またしてもブログは久しぶりの更新となってしまいました。

昨日投開票があった新潟県知事選挙で、元維新の党の結党以来、同じ党の仲間として活動されてきた米山隆一さんが、見事に当選されました。

米山さんは医師であり弁護士という恐ろしいほど優秀な経歴の持ち主で(ドラクエ世代で言うと、バトマスターみたいな。。。)、議論もあくまで冷静に、論理的に展開する人です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000037-asahi-pol

この記事からもわかりますが、対立することが目的ではなく、あくまで新潟県民の利益になる決定を下すために、まずはきちんと議論しましょうという姿勢であることは素晴らしいことだと思います。

さて、今回の新潟県知事選挙。

米山さんは民進党の総支部長(≒次の国政選挙を念頭に活動する人)であったわけですが、民進党としては自主投票、つまり党としては支援しないということになりました。

民進党の支持組織である連合の皆さんが、相手候補の支持を表明したため、ここで党として米山さんを支援すれば、連合との関係が悪くなるという判断です。

それにも関わらず、米山さんはいままでずっと貫いてきた「原発再稼働には慎重」という姿勢を堂々と訴え、勝利しました。

まさに、「政策第一で選挙を戦う」という本来のあるべき姿を見せてくれたものと思います。

今、民進党の原発政策は玉虫色です。

本当は原発再稼働には慎重であるべき、という考えがありつつも、それをストレートに言ってしまうと連合の支持がなくなってしまうことを懸念しているからです。

あいまいな表現にしておいて、連合の方々とは時間をかけて議論を重ね、内々に落としどころを探ろうということになるのでしょう。

もちろん、政治は様々な立場の利害を調整してものごとを決定するのが役割ですから、こうした姿勢も否定されるものではないと思っています。

同時に、選挙に勝利しなければ何もできないのが政治家ですから、まずは選挙に勝つ、その先に現実的な解を見つけていく、というのも決して間違ってはいないと思います。

ただ、「選挙に勝たなければ何もできない、勝つためなら何でもやれ」ということを続けてきた結果、「選挙に勝ったけれど、結局(いろいろな立場の人の間に挟まれて)何もできない」ということになっているんじゃないかと、個人的には痛感しているところです。

私も民進党になってから、一定の政策は封印する必要に迫られていますが、実はそれらを封印すると、政治家を志したときの原点を失うことにもなりそうです。

自分で納得できる理由があれば政策を180度転換することもやぶさかではありませんが、納得できなければそれはただの「選挙のための方便」でしかありません。

まず政治理念と政策があって、そこに政治家が生まれる。

これを改めて思い出させてくれた、米山新知事の誕生の瞬間でした。

米山新知事持ち前の超論理的思考で、新潟県民の皆さんに素晴らしい未来をもたらしてくださるよう、期待しています。

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