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「不真面目に生きること」を子どもたちに教えるべき時代。

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真面目さは、もはや害悪なのです。


不真面目に生きよう。

うちは2人の幼い娘がいますが、別に学校なんて行かないでいいと思っています。

もちろん、行きたければ行けばいいんですけど、行きたくないなら別に行かないでいいし、宿題とかもやらないでいいし、試験とかもどうでもいいと思います。

ま、やりたければやればいいですけどね。勝手にすればいいと思います。勉強とか試験は、「ゲーム」として楽しめると理想的ですね。

旧来的な意味での真面目さというのは、「軍隊」や「工場労働」の時代に求められたものなんですよ。

そりゃあ、軍事施設で鉄砲とか作ってるなら、時間通りに出社しないといけないし、言われたことを的確にこなさないとダメですよね。

んで、労働時間は長ければ長いほどいい。根性出してたくさん働けば、それだけたくさんの銃が作れますから。

しかし!今の時代は違いますよね。

言われたことをこなすなら、ロボットで十分。ロボットくんたちは24時間365日働いてもうつ病にもならないし、残業代で揉めたりもしません。労働基準法関係なし!経営者としては最高です。


真面目に生きる(言われたことを、諦めずに、ただひたすらにこなす)という「美徳」は、骨の髄までぼくらの精神にインストールされてしまっています。

これを取り払うのはそう簡単ではないと思うんですよねぇ。ぼくもなんだかんで、相当ストイックに仕事しちゃってますし……。


何より、不真面目に生きることは、勇気を伴います。ラクではないんですよ、案外。名著「善人ほど悪い奴はいない」より。

こういう人間をサルトルは「くそ真面目な精神(esprit de serieux)」と呼んでいる。ほぼニーチェの言う「善人=畜群」に当たるであろう。彼(女)は、「根源的自由」から目を背け続け、常に決まり通りの生活をしようと心がけている。

今日もまた会社に行くのは、会社に行くべきだからだ、今日もまた仕事が虚しくならないのは、自分の仕事は虚しいはずがないからだ。今日もまた家に帰るのは、家に帰るべきだからだ。

(中略)「くそ真面目な精神」は自分自身に向かって「なぜ今日も会社に行くのか?なぜ今日も家に帰るのか?」と問うことをやめた人である

なぜ、彼(女)は問わないのか?勇気がないからである。問うてしまうと、自分が崩れるかもしれないから、そうすると社会で生きていけないかもしれないから、とにかくそっちの方向に滑っていかないように「気を逸らせること」が肝心なのだ。

関連記事:ネット中傷で悩んでいる人は「善人ほど悪い奴はいない」を読むべし。

これ、ビシビシきません?真面目なみなさん。

実はあなたは、真面目なのではなく、単に「弱い」だけなんじゃないでしょうかね?厳しいですが。

もちろん、今の社会状況が劣悪すぎるので、その弱さはあなたの責任ではありません。昔の社会なら、弱くても生きていくことができたのでしょう。今がとにかくひどいので、弱さが致命的になってしまう、という話です。


ちなみに、ぼくは毎日、不真面目に生きようと努力しています。これが実に難しいし、勇気がいるんですよ。

社会はますます生きにくくなる可能性が高いわけですから、子どもたちには、むしろ「不真面目に生きる」トレーニングを提供したほうがいいんじゃないでしょうか。その方が、生存確率は高くなるはず。


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