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ドル下落、中国の低調な貿易統計でリスク志向後退=NY市場

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、中国の低調な貿易統計を受けてリスク志向が後退したことに伴い、主要6通貨に対するドル指数<.DXY>が約7カ月ぶりの高値から下落した。

ドル指数は過去1カ月間で最大の下落率を記録。ドルは安全資産とされる円とスイスフランの両通貨に対しては約2カ月ぶりの高水準から値下がりした。

終盤のドル指数は0.4%安の97.538。海外市場で7月下旬以来の高値をつけていたドル/円<JPY=>は0.5%安の103.61円となった。ドル/スイスフラン<CHF=>は0.4%安の0.9863フランで推移している。

ユーロ/ドル<EUR=>は一時、7月以降で初めて1.10ドルの節目を割り込んでいたが、すぐに持ち直して0.4%高の1.1052ドルとなった。

BKアセット・マネジメントのマネジングディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は「中国の成長の大幅な減速により、米国の金融政策を正常化する計画が再び挫折する可能性がある」と指摘。「そうした可能性について考えるのは時期尚早かもしれないが、この日のニュースはドルのより深い調整へ向けたお膳立てとなるものだ」と述べた。

中国の9月の貿易統計では、輸出が元建てで5.6%減少、ドル建てでは10%減少した。

ドル指数は米利上げ観測によって押し上げられ、今月これまでに2%超上昇。市場は米連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げに踏み切る確率を約70%と織り込んでいる。

9月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、利上げ時期をめぐって当局者間で意見が大きく割れていることを示す内容だった。

デイリーFX・ドット・コムの通貨アナリスト、クリストファー・ベッキオ氏は、FRBが「目先はタカ派姿勢を示しているのかもしれないが、長期的にはハト派色を強めている」と指摘。米国の生産性の伸びが低調にとどまる中、「労働市場で需給の大きな緩みが残る状況と相まって、米国は低成長の局面から脱却できない可能性がある」と分析した。米国の低成長が続けば、ドルは中長期的に上値を抑えられることになる。

ドル/円 NY終値 103.68/103.71

始値 103.80

高値 103.88

安値 103.35

ユーロ/ドル NY終値 1.1056/1.1057

始値 1.1028

高値 1.1058

安値 1.1020

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