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- 2016年10月12日 23:28
若手市議へ、あえて苦言を
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全国から視察が絶えない取手市議会
県外のある市議のブログから
今日、取手市議会では飯島悠介議員に対する辞職勧告が全会一致で決議されました。すでに新聞報道されていますが、平成27年度の政務活動費で、実際には車で移動したにもかかわらず電車代で請求し、実際の交通費を上回る金額を受給したということに対するものです。
飯島議員は、政務活動費収支報告書を修正し、2万1710円を市に返還しましたが、記者会見で、「不正受給の意思は全くない」、「確認が不十分だった」と謝罪して、議員辞職せず今後も議員活動を続けるという考えを明らかにしています。
飯島議員が交通費請求を勘違いして請求したものは、2件あり、昨年7月16、17日に福島県内で行われた「全国若手市議会議員の会」(略称若市議の会)主催の研修会、同じく昨年8月10、11日に行われた県内の研修に参加したものだということです。福島研修について、実際は乗り合わせで行ったもの、県内研修は自家用車で行ったもの、を電車で行ったと過大に請求したものです。乗り合わせて行った他の議員の報告も見てみたい誘惑にかられます。
全国若手市議会議員の会は、ホームページによれば、「様々な党派やユニークな理念を持つ者達であふれ、まさに呉越同舟の状態です。そんな中、時にはその情熱がぶつかり合う事もありますが、共通の目標である民主主義と地方自治の発展のため、互いに連携し、切磋琢磨をくりかえしています。今日も日本のどこかで若き獅子たちが話し合い、私達の未来のために走り回っているのです。」ということだそうです。
私は、県央出身ですので、このような政治組織があることはまったく知りませんでした。県内の会員は、つくばみらい市議会、つくば市議会、牛久市議会、結城市議会、取手市議会、守谷市議会、常総市議会など主に県南・県西・鹿行の若い議員が加入されているようです。
さて、飯島議員は、今日の議会の弁明でも、「勘違いだった」と同様の主張を繰り返していました。議会では決議賛成の4議員の討論が行われ、「昨年のこととはいえ車に乗り合わせたものを勘違いだったとする弁明は到底信用できない」、「福島まで新幹線で往復したと報告している。故意に虚偽の報告をしたと疑われてもやむをえない」という厳しいものでした。私にも、このような「勘違いだった」という弁明は、議席にしがみつきたい一心の苦しい弁明と聞こえました。全会一致で議員辞職勧告決議となっても、辞職することはなく議員活動を継続するということになりました。
確かに、決議に法的拘束力はなく、議員の職を辞することができるのは当人以外にはありません。しかし、飯島議員は、今後は市政監視、公金のチェックという議員の大きな役目を堂々と果たせそうにありません。
昨日、常磐大学学生との意見交換でも、富山市議会から始まった政務活動費の不正受給が取り上げられました。また、記憶に新しい平成24年7月に兵庫県議会の野々村竜太郎議員の不正使用を問われた記者会見を皮切りに全国の地方議会での政務活動費の在り方が問われている中での出来事で、いささかびっくりしました。「正直さ」、「潔さ」というのは、人間としての大事な資質です。仕切り直しをして、冷静に自分を見つめ直すことをお勧めします。
また、取手市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正し、「領収書原本の添付がない支出は一切認めないこととするとともに,収支報告書に加えて領収書についても市ホームページで公開すること」としたようです。しかし、昨日の意見交換では、実費払いにすることで改善が図られるのではないかという意見が出ていたことも紹介しておきます。当初に政務活動費を前渡しすることが、「返還するのはもったいない」と金額を膨らませる誘惑が生じさせるからです。案外、このようなところに真実があると思われるのですが・・・。
取手市議会は、早稲田大学マニフェスト研究所が公表する議会改革ランキングで県内トップを走り、全国の議会から視察が行われる議会で有名です。隣接の守谷市も県内第2位という上位にあります。しかし、どのような制度をつくっても、実際に運用するのは議員個々人ですから、議員の資質が問われます。一人の不祥事が、議会全体の評価につながるということを、私も自覚して議員活動を行いたいと改めて思います。ちなみに、阿見町議会では政務活動費は支給されていません。
全国から視察が絶えない取手市議会
県外のある市議のブログから
今日、取手市議会では飯島悠介議員に対する辞職勧告が全会一致で決議されました。すでに新聞報道されていますが、平成27年度の政務活動費で、実際には車で移動したにもかかわらず電車代で請求し、実際の交通費を上回る金額を受給したということに対するものです。
飯島議員は、政務活動費収支報告書を修正し、2万1710円を市に返還しましたが、記者会見で、「不正受給の意思は全くない」、「確認が不十分だった」と謝罪して、議員辞職せず今後も議員活動を続けるという考えを明らかにしています。
飯島議員が交通費請求を勘違いして請求したものは、2件あり、昨年7月16、17日に福島県内で行われた「全国若手市議会議員の会」(略称若市議の会)主催の研修会、同じく昨年8月10、11日に行われた県内の研修に参加したものだということです。福島研修について、実際は乗り合わせで行ったもの、県内研修は自家用車で行ったもの、を電車で行ったと過大に請求したものです。乗り合わせて行った他の議員の報告も見てみたい誘惑にかられます。
全国若手市議会議員の会は、ホームページによれば、「様々な党派やユニークな理念を持つ者達であふれ、まさに呉越同舟の状態です。そんな中、時にはその情熱がぶつかり合う事もありますが、共通の目標である民主主義と地方自治の発展のため、互いに連携し、切磋琢磨をくりかえしています。今日も日本のどこかで若き獅子たちが話し合い、私達の未来のために走り回っているのです。」ということだそうです。
私は、県央出身ですので、このような政治組織があることはまったく知りませんでした。県内の会員は、つくばみらい市議会、つくば市議会、牛久市議会、結城市議会、取手市議会、守谷市議会、常総市議会など主に県南・県西・鹿行の若い議員が加入されているようです。
さて、飯島議員は、今日の議会の弁明でも、「勘違いだった」と同様の主張を繰り返していました。議会では決議賛成の4議員の討論が行われ、「昨年のこととはいえ車に乗り合わせたものを勘違いだったとする弁明は到底信用できない」、「福島まで新幹線で往復したと報告している。故意に虚偽の報告をしたと疑われてもやむをえない」という厳しいものでした。私にも、このような「勘違いだった」という弁明は、議席にしがみつきたい一心の苦しい弁明と聞こえました。全会一致で議員辞職勧告決議となっても、辞職することはなく議員活動を継続するということになりました。
確かに、決議に法的拘束力はなく、議員の職を辞することができるのは当人以外にはありません。しかし、飯島議員は、今後は市政監視、公金のチェックという議員の大きな役目を堂々と果たせそうにありません。
昨日、常磐大学学生との意見交換でも、富山市議会から始まった政務活動費の不正受給が取り上げられました。また、記憶に新しい平成24年7月に兵庫県議会の野々村竜太郎議員の不正使用を問われた記者会見を皮切りに全国の地方議会での政務活動費の在り方が問われている中での出来事で、いささかびっくりしました。「正直さ」、「潔さ」というのは、人間としての大事な資質です。仕切り直しをして、冷静に自分を見つめ直すことをお勧めします。
また、取手市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正し、「領収書原本の添付がない支出は一切認めないこととするとともに,収支報告書に加えて領収書についても市ホームページで公開すること」としたようです。しかし、昨日の意見交換では、実費払いにすることで改善が図られるのではないかという意見が出ていたことも紹介しておきます。当初に政務活動費を前渡しすることが、「返還するのはもったいない」と金額を膨らませる誘惑が生じさせるからです。案外、このようなところに真実があると思われるのですが・・・。
取手市議会は、早稲田大学マニフェスト研究所が公表する議会改革ランキングで県内トップを走り、全国の議会から視察が行われる議会で有名です。隣接の守谷市も県内第2位という上位にあります。しかし、どのような制度をつくっても、実際に運用するのは議員個々人ですから、議員の資質が問われます。一人の不祥事が、議会全体の評価につながるということを、私も自覚して議員活動を行いたいと改めて思います。ちなみに、阿見町議会では政務活動費は支給されていません。



