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選挙運動や政治活動の管理者、監督者、指導員などが必要な時代になったのではなかろうか

領収書の偽造や政治活動費の詐取容疑で大勢の市会議員が辞職を余儀なくされるという事態が富山市で起きた。

ずいぶんいい加減なことをやってきたものだと思うが、多分当事者には大して罪の意識がなかったのだろう。
赤信号、みんなで渡れば怖くない、というところか。

地方議員の政治活動費の使途に世間の注目が集まるようになってから、領収書の一枚一枚を皆、チェックするようになった。
いい加減な処理をしてきた人たちは、最早地方議員を続けることが出来ない時代に突入した、ということだろう。

私が初めて選挙に出た20年前は、ずいぶんルーズな選挙だったような記憶だったが、最近の選挙は様変わりである。
選挙違反者は一人も出さない、選挙違反になるようなことは一切しない、選挙違反になりそうな危ないことには一切近づかない。
そんな風に選挙の現場の空気が変わってきている。

選挙コンプライアンスを確立しようというのが、私が新しい選挙制度研究会を起ち上げ、「選挙の神様」という本を書いたそもそもの動機なのだが、しばらく選挙の現場を離れている内に、あっという間に選挙が変わってきていることを知った。

おかしなことをしそうな人は一切選挙事務所の中にいれない、選挙のスタッフは厳選する、ということを徹底し始めたようである。

選挙運動や政治活動の適正さを担保するための選挙運動や政治活動の管理者、監督者、指導員などが必要になった、ということだろう。

私がそういう役割を担えるかどうかは何とも言えないが、いずれはその方面の人材が求められるようになるだろうと思っている。

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