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敬愛と尊皇心、恋闕の情について

『大東亜論』のコンテをやっている。
ようやくコマの割り振りをして、ネームを全部入れて、今から絵を入れながら臨場感を吹き込んでいく。
絵を入れるときにネームも変わったりする。
地道な作業しかない。 

このコンテを上げたら『天皇論』の徹底修正と描き下ろしだ。
『戦争論』は描き直したいと思ったことはない。
「個」と「公」の位置関係を若干勘違いしていたなと思う部分はあるが、まああれで間違いではない。 

だが『天皇論』は自分が成長して、ようやく天皇陛下の考えに接近できた分を描き直さなければならない。 

しかし竹田恒泰ってよく天皇陛下より自分の方が偉いなんて思い込めるものだな。信じられんよ。
天皇は男系血脈の器に過ぎない、天皇個人より男系血脈こそが大御心だと思っているくせに、「朝ナマ」ではそれを否定して、血脈も個人も大切と言い訳する。
テレビという公共の場では、言ってはいけないと認識しているらしい。 

だが、自分のテリトリーであるネット放送では、安倍政権による宮内庁人事を大絶賛する。
天皇陛下を権力によって徹底監視し、自由意思を封じ込めてしまう人事を喜んでいるのだ。 

これって完全に天皇陛下に敬意を持っていない証拠である。
天皇陛下を権力のロボットにしたいのだ。
自分の意に添わぬ天皇なんて、不愉快なだけ、それが竹田恒泰の本音である。 

八木秀次もこの男を信じたところから道を踏み外していった。
ところがどうも最近は、八木は竹田を煙たがっている様子だ。
距離を置いておかねば危険だと判断したのだろう。
憲法学者としてのプライドだけは守らねばという気持ちになったようだ。
「天皇は譲位する」なんて訳の分からないデタラメな条文を作る奴とは距離を置くという判断は正しい。
天皇は譲位するものだという定義にしてしまう条文なんてあり得るはずがない。 

だが、八木も憲法学の原理主義に拘泥するあまり、天皇陛下の主体性や、天皇として生きるモチベーションの確保に思いが至らない状態になっている。
つまり憲法学原理主義に嵌ると、尊皇心を失う。
ましてや恋闕の情など生まれようがないということになるのである。 

八木は天皇機関説だと自称するが、果たして美濃部達吉が、そのような意味での機関説であったかどうか疑わしい。
なぜなら美濃部は戦後憲法に国民主権を入れることに反対している。
八木はまだ立憲主義と天皇制の接合をどのように成り立たせるかにまで考えが及んでいない。 

竹田恒泰に至ってはもう論外で、私利私欲しか眼中にないから、尊皇心は永久に生まれないだろう。
竹田恒泰は本当は極左ではないかとまで、わしは疑っている。
確信犯なら極左だし、無意識にやってるのなら阿呆である。

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