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熱中症を放置しテレビを買わせるという国策

先日のエントリに様々なご意見をいただいた。

この夏はテレビ見続けて死ぬかテレビ消して生き残るかの二択 - 人は働く機械ではない

そもそも元になった野村総研の発表は正しいのかという意見もある。

「エアコン1台を止める(130W)」と書いてて違和感無いのかなあ - ka-ka_xyzの日記
暇人\(^o^)/速報 : 【隠蔽】テレビが教えない最強節電対策 テレビを切るとエアコンより1.7倍効果的 - ライブドアブログ

ざっくり言えば、エアコンもテレビもそれぞれ比較対象になるほどには電気を消費するが、使い方や環境によって消費電力は変わってしまうため、一概にどちらが消費電力が大きいとは言えないということだ。
私がソースの確認を十分に行わないまま先のエントリを書いてしまった点については、反省すべき点は反省するとともに、今度はより一段の注意を払う所存である。

とは言え、節電をするならまずテレビから、という主張にはなんら変わりはない。

熱中症で死んでまでエアコン切って節電する必要がどこにある。情報なら、緊急地震速報も含めラジオがある。一時は携帯ラジオが品薄になったというのに、半年もしないうちに関心が下がってしまったように見える。普段からラジオを使う習慣をつけることで、災害時に慌てなくてもすむという点でも、日頃の情報収集にはラジオの使用を推奨したい。

冷蔵庫だってエアコンだって切れない、となれば消去法で言えば真っ先に節電すべきはテレビなのだ。それこそエアコンと比較になるほどの消費電力なら、熱中症で死ぬ前に、テレビを切ってエアコンを付けるべきだ。

ところが我が国では、「地デジ化」が国策として進められている。
先日も、都内で地デジ化を呼びかける宣伝カーを見かけた。地デジの準備はお済みですか!地デジの準備はお済みですか!地デジの準備はお済みですか!猛暑の中、熱中症対策ではなく、地デジの準備を呼びかけている。「国策」で。
「一億総地デジ化」のため、役所に相談窓口を設けたり、なんと戸別訪問まで行っているという。まさしく国家プロジェクトだ。
テレビ見なくても誰も死なないのに!

宣伝カーや戸別訪問で呼びかけるならば、一人暮らしの高齢者などに「暑ければエアコン使って。節電はテレビを消して」と呼びかけることではないか。相談窓口を設けるべきは地デジ対策ではなく熱中症対策ではないのか。

だが政府は、電車の本数を減らせだの、工場やオフィスに節電を呼びかけておきながら、「国策」で、地デジの準備はお済みですか!アナログは見れなくなります!あと○日!と必至にアピールしている。

この国の為政者らにとっては、人命よりテレビ見せるほうが大事らしい。
「死んでもテレビを見ろ」と。
このことを我々は良く覚えておかねばなるまい。高齢者の熱中症対策を放置して「国策」の地デジ化を推し進めていたということを。

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