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民進党が典範改正案を検討

民進党が典範改正案を検討すると、野田幹事長が表明した。 「皇位検討委員会」の設置を決めたという。 安倍政権は「今の天皇に限る一代限りの特措法」で 手っ取り早く済ませようという不敬な方向に走っている。

「退位」は「即位」とセットで行われるので、「退位」も特措法。 「即位」も特措法になってしまうのだ。

さらに政府は「皇室典範は特例、特則を定める別法も含みうる」と言い訳するつもりらしいが、そもそも「天皇の譲位」とは、日本の国体の最重要行事である。それを「特措法でもいいから」と安易に片づける神経がどうかしている。どんな言い訳をしても、特措法で次の天皇は即位することになってしまうのだ。「裏口退位」と「裏口即位」など、真の保守なら許せるはずがない。もはや自民党は共産党よりも尊皇心を失っている。

しかも特措法では済まない事実がある。「皇太子殿下が今後30年間以上、不在になる」という事実と、 「秋篠宮殿下が皇太弟にもなれない」という事実だ。典範を改正しなければ、「皇太弟」にもなれない。

こんな無駄な議論を有識者会議で続けるくらいなら、野田幹事長の「女性宮家創設も視野に入れた典範改正案」の方が、はるかに現実的である。

世論調査でも、「一代限りの退位」は17%に留まり、「今後のすべての天皇も退位できるようにするのがよい」が76%に上る。わしは断言するが、「愛子皇太子の誕生」と「女性宮家創設」を含む皇室典範改正案なら、国民のほとんどが喜ぶだろう。民進党は「愛子さまを皇太子殿下に」と、明言した方がいい。

マスコミに洗脳された「大衆」よりも、歴史感覚としての常識に裏打ちされた「庶民」の声を聞くのが、「保守」なのだ。野田幹事長には「保守」の素質がある。

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