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ドル100円後半でしっかり、米大統領候補討論会通過で安心感

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の100円後半だった。朝方に100円付近まで下落する場面があったが、米国の大統領候補者討論会でクリントン氏が優位との受け止めが広がると、ドル/円を買い戻す動きが強まった。その後も株高を背景に高値圏で推移した。

きょうは米大統領選の候補者であるクリントン氏とトランプ氏が直接対決するテレビ討論会が行われた。トランプ氏が優勢とみなされれば政策の不透明感などからリスク回避の円買いが強まるとみられていたが、討論会序盤からクリントン氏優勢との見方が広がり、午後1時前までに100.89円まで上昇した。

CNNの調査によると、クリントン氏が勝ったとみた人が62%、トランプ氏が勝ったとみた人は27%。クリントン氏について「うまく討論をコントロールした」(信託銀行)、「冷静に対応した印象」(邦銀)との声が出ていた。

ただ、直接対決するテレビ討論会はあと2回ある。市場では「オバマ大統領は1回目が劣勢だったが、3回目でひっくり返した。今回は誰に投票するか決めかねている人が約20%と過去に比べて多いので気が抜けない」(国内金融機関)との指摘もあった。

<100円付近では政府系金融機関の買い観測>

朝方は海外時間の欧米株安の流れを引き継ぎ、日経平均株価が下げ幅を拡大。ドル/円は一時100.08円に下落したが、その後、急反発した。「いったん下攻めしたものの、なかなか攻め切れないとみた向きのショートカバーが出たのではないか」(国内金融機関)との指摘や、政府系金融機関から大口の買いが入ったとの観測もあった。

仲値にかけては、輸入企業のドル買い/円売りが出たことも相場の支えに。米大統領候補討論会が始まると、じりじりと水準を切り上げて100.87円まで上昇した。クリントン氏の健康状態が良さそうで、討論を優位に進めたとの受け止めも出ていた。

ただ、クリントン氏の優位自体は強いサプライズにはなりにくく、正午にかけてドル/円は上昇の勢いが続かず100円半ばに押し戻された。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 100.83/85 1.1244/48 113.38/42

午前9時現在 100.37/39 1.1248/52 112.90/94

NY午後5時 100.31/33 1.1250/56 112.85/89

(為替マーケットチーム)

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