- 2016年09月25日 15:51
僕は年をとるごとにつまらない見栄を意識的に捨てるようにしているんです - 「賢人論。」第1回堀江貴文氏(後編)
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プライドを捨てることで楽になる部分もある
みんなの介護 あとお伺いしたいんですが、「肉親の介護は自分でしなくてはいけない」という倫理観が日本では根強く、そこがネックとなって、すぐに介護施設に入所させたり、例えば「みんなの介護」のような紹介事業者を利用したくても利用できない……といった現状があります。それに関しては堀江さんはどう思われますか?
堀江 そんなの気にしなきゃいいんですよ。みんな、周りのことを気にし過ぎなんです。それは、さっきお話したプライドの問題もあると思うんですよね。プライドが高いから、周りのことを気にしてしまう。でも周りの人に何か言われても、「うちはこうですから」とはっきり言えばいい。そこで「う~ん……」と悩んでしまうからつけ込まれるんです。
みんなの介護 ただ、旧来型の地方コミュニティなどでは、やはり他人の目が気になってしまう……という人は多いようです。
堀江 「うちの問題だろ」と、ピシャリと言えばいいんですって。そこで中途半端に言うから陰口とか叩かれるんですよ。うちの方針だから、って言えばいいんです。
みんなの介護 ちなみに、ここまでいろいろお伺いしたので一応再度お伺いしますが、万が一にでも介護業界に参入する可能性というのは……。
堀江 ないですね。
みんなの介護 即答ですね(笑)。ただ、これまでのお話はかなり国のシステムに関することも多く、それらは変える場合かなり時間がかかると思うんです。堀江さんは今話されたことが実現するとして、どのくらいかかると思いますか?
堀江 それはわかりませんよ。僕一人でできることでもないですし、その専門家でもないですし。リーダーが誰かによっても変わりますから。そこは大きいですよ。
みんなの介護 となると、とりあえずは今お話いただいた中で、後は自分たちでできることを進めていく……というのが現実的ですよね。でも「プライドを捨てる」ということひとつを取っても、なかなか堀江さんのように行動するのは難しいのかも、とも思ってしまいます。そこはどうしたらいいんでしょう?
堀江 例えば自分の身の回りの人を変えるとしたら、しつこく言い続けるしか無いんですよ。そこはもう、それに尽きると思います。ダメな社員への対処方法と一緒ですよ、言い続ける! それが一番です(笑)。



