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こういう場合の責任の取り方、取らせ方

なかなかスカッとした解決の方法がなさそうなので弱ってしまうが、小池さんはなるべく早く豊洲市場問題は担当者に任せて、スカッと爽やかになりそうな次のテーマに移った方がよさそうだ。

都議会議員の皆さんは失点をカバーするために、ここぞとばかりに豊洲市場問題ばかり取り上げているが、3日もすると世間の関心は別のことに移っている。
小池劇場の舞台はまもなく東京オリンピック、パラリンピックに変わる。
多分こちらの方が登場人物も多彩で、本当のドラマティックな舞台になる。

どこまで踏み込めるのか分からないが、小池さんのメスのふるいようがあるのはこちらの方だと思う。

豊洲市場は99パーセント完成しているものなので、いくら知事が変わったからといって簡単に白紙にできるようなものではない。
魔法を使ってもマジックを使ってもどうしようもないものについては、ほどほどのところで誰かに任せて、小池さんは手を引いた方がいい。

多分どなたかが責任を取ることになるのだと思うが、責任を取るのは一人か二人でいい。

こういう場合の責任の取り方、取らせ方はなかなか難しいが、上手におやりになることだ。

環境アセスのやり直しが必要だという声が上がっているようだが、環境アセスのやり直しのために1年も2年もかけるのは愚の骨頂だろうと思う。
全体としてそう問題がないのであれば、何らかの便法を講じられるのがいい。
豊洲市場の問題を来年度まで引き摺るのは、どうもよくない。
そのためにも、専門家会議の皆さんは、出来るだけ早く結論を出して欲しい。
今月の29日までに結論を出すのは難しいだろうが、衆議院の補欠選挙が終わる頃までには役割を終えられるのがどうもよさそうだ。

いよいよ来週、都議会が開かれる。

自民党を含め各会派の都議団の方々は、小池都政に協力する姿勢を示されるのだと思う。

小池潰しを狙う人がいれば、小池さんとしては徹底的に相手を叩いていかなければならないだろうが、世論をバックにして当たり前のことを当たり前のように進めようとしている小池さんに真正面から攻撃を仕掛けようとする無謀な都議会議員がいるとは、とても考えられない。
まあ、そういう人が現れたらじっくりお手並みを拝見することにするが、若狭さんを公認した自民党の都議会議員の方々が党本部や自民党都連の新執行部に反旗を翻して、単独で小池さんに挑みかかってくるとは、私にはとても思えない。

多分、都議会議長さんも態度を改めるはずである。

小池劇場の本番は、これからである。
どういう舞台にするかを決めるのは、小池さんである。

第一幕がどの程度続くのか分からないが、来年の6月まで、どうやっても観客を飽きさせるようなつまらない舞台にはならないだろうと思っている。
豊洲はほんの前座だった、ということがまもなく明らかになると思う。

私の中では、点滅していた黄信号はもう消えている。

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