- 2016年09月21日 05:30
蓮舫民進党が政権取るための戦略はこれだ(その2)
2/3あなたに少し考えてみて欲しいのですが、「緊急度も重要度も高い問題」「緊急度が低いけど重要な問題」のどちらの方が真剣に考える必要があると思いますか?
少し冷静に考えてみて下さい。
どうでしょうか?
どうでしょうか?
どうでしょうか?
質問の答を言いますが、「緊急度は低いけど重要度が高い問題」の方です。なぜなら、そういう問題はものすごくものすごくものすごく意識して時間を割かないと後回しになる(実際には何もやらない)からです。
一方で「緊急度も重要度も高い問題」というのは否応なくその問題に全力で立ち向かう時間が人生の中に生まれてくるので、当然それについても自然に考えることになります。
民進党の皆さんはこれから次々とやってくる日常の業務の海に揺蕩って生きることになります。その中には、「緊急だけど重要じゃないこと」もあるし、「緊急でも重要でもないのにやたらめったら時間かけちゃってること」もあるし、「緊急だし重要なこと」もあるでしょう。
相当意識してないともうこの最初の3つだけで時間の使い方としてもマインドキャパシティ的にも120%超えてしまって、ただただ飛んでくる矢をそれができるうちだけは叩き落としたりしてたけどいずれ討ち死に・・・になります。絶対なります。
だからこそまずこの「緊急・重要度マトリクス」で、「緊急じゃないが重要」なのは一体何なのかを真剣に選び取って共有しておく必要がある。
組織の総合エネルギー・リソース・時間の1割でも2割でもこの「緊急じゃないが重要」ゾーンに振り向けることができたら、その組織や個人は奥底から変わります。そもそも「意味あることやってる感」が自然なプライドになって無駄なところであわてたりケンカしたりしなくなるからです。
そういう好循環が始まると、「緊急だが重要でないこと」がそもそも「緊急」にならないように対策を講じておこうとか、「緊急でも重要でもないのに何時間もコレやるのやめようぜ」とか、とにかく「どうやってやってて楽しくて”意味ある感がある”非緊急・重要ゾーンの比率を大きくできるか」にワクワクできるようになってくるからです。
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民進党の場合、多分国会がはじまったら色々と自民党と論戦しなくちゃいけないんだろうと思います。蓮舫さんの問題にかぎらず色々と批判されたら答えなくちゃいけなかったりもする。選挙地盤を固めるために地元の夏祭りにも出なくちゃいけないでしょう。
そんな中で「現実的に政権交代の選択肢になりえると国民の多くに思ってもらえる責任野党」になるために、「緊急度は高くないが重要度はメチャ高い」内容とはなんでしょうか?
私の考えは、「国会での他党との論戦のためじゃあない政策の準備と、その”具現化可能性の精査”」です。
「論戦」と「構想」は別ものだと考えることがまず「責任野党」への第一歩だと私は思います。方向性は論戦のときと一緒でなくてはいけませんが、論戦のときには相手を批判するために「自分の側については良いことしか見ない」ということになりがちだし、そこであまりに潔癖に「いやしかしこういう可能性もあることは否定できないが・・・」とか全部言うようだと論戦になりませんからね。
しかし、「構想」の、しかも「責任野党と思ってもらえるレベル」を目指すには、「自分の構想を自分で批判的に評価」する部分も必要になる。
「責任野党」になるということは、選挙があったら政権交代するかもしれないし、自党代表が日本国首相になるかもしれないってことなんですよね。
選挙が終わったら日本中どころか世界中のメディアが寄ってきて「代表の次の一言とそれを伝えた時の表情」が世界中に配信されるわけです。それでブレグジットショックの時みたいに世界中の市場が大混乱したりする可能性がある。
「議論用」と「構想用」が明確に分離してないと、「自民党との違い」を出すために「全部盛り」にしたアジェンダを用意することになる。当然その「全部盛り」の中には実現可能だし充分良い政策もあれば、明らかにムチャなものも含まれている。



