- 2016年09月21日 05:30
蓮舫民進党が政権取るための戦略はこれだ(その2)
1/3蓮舫民進党が政権取るための戦略という連続記事をアップしてます。一回目はこちら。
民進党をテーマにしてはいますが、より本質的には「自民党的なもの」以外で日本はまとまることができるのか?そのために必要なことは何か?がテーマであるとも言えます。
初回の前回は蓮舫さんの国籍問題は、「たまたま」蓮舫さんだから紛糾していることではあるが、日本人が「自民党以外」をベースにまとまろうとするならどうしても「本質的に取り組むべき課題」を含んでいるんだという話をしました。
蓮舫さん個人が「脱臭消毒されたウケウリの”国際人アイデンティティ”から日本人の土着性を裁く立ち位置」に入るのではなくて、「自民党的なものには違和感があるが、しかしこの社会で生きていこうと決めた人たち全体のリアリティ」をゼロから具現化する「全く新しいアイデンティティ」を模索していければ、この問題は「雨降って地固まる」的な可能性を帯びることになるはずだということです。詳しくは第一回をどうぞ。
さて今回はその続き、心機一転スタートした民進党がちゃんと「必要なこと」をやっていくために必要な「優先順位付けの共有」について、これはかなり経営コンサルタント的な方向性からのヒントを考えてみたいと思っています。ここで紹介するテクニックというかフレームワークは、民進党関係なくあなた個人の人生や会社などにとってかなり有用な示唆を与えてくれるはずのものです。
1(はじめの一歩編)惰性から脱却には優先順位付けの共有が大事
さあ、新しい蓮舫代表のもと今までと全然違う民進党をはじめよう!と思ったのもつかの間、「花柄の気分もまた一日のうちたった6秒(byザイエローモンキー)」というわけで、実際には日々の雑事に追われているうちに国会が始まって、次々とやらなくちゃいけないことが襲ってきて、散発的に対処療法で思いつきのアドバルーンをあげてみたりするけど、結局大きな流れは変えられずにどんどん勢いがなくなっていく・・・
ちょっと不吉なようですが、普通にやってりゃこうなります(笑)スイマセンがこうなります。目に見えるようです。
個人のダイエットから、明日から勉強するぞ!とか、業績が落ち目の会社が期末だけ超頑張って帳尻合わせ続けてるけどもうやっぱ駄目なんじゃないかとか・・・
個人のことから大きな組織、そして社会全体にいたるまで、「決意を新たにした」後に遅い来る日常という名の魔物に打ち勝つのは並大抵のことではありません。
だからまず我々は「優先順位」をしっかり共有しなくちゃいけない。特に民進党みたいに寄せ集め感のある政党は、ほうっておくと各人が思いつきでバラバラにお互いへの文句を言い合ってる間に「外からのその集団への信頼」というものを次々と火にくべて蕩尽していってしまう可能性大です。
そういうときに、経営コンサルタントは大枠で言うと「優先順位をハッキリさせる」ことをまず第一にやります。以下のフレームワークを埋めてみましょう。

上記画像クリックで拡大しますが、画像掲載されない転載先もあるかもなので質問部分だけ平文にします。
質問A あなた(個人・集団・社会)が、重要度も緊急度も低いのにどうしても大きな時間を使ってしまっていることはなんですか?(無駄の把握)
質問B あなた(個人・集団・社会)が、重要度は低いが緊急度は高い突発的な問題にぶちあたるとしたらそれはどういうものですか?(危険予知・対処)
質問C あなた(個人・集団・社会)にとって緊急度も重要性も高い仕事はなんですか?
質問D あなた(個人・集団・社会)にとって緊急度は低いが重要性は高い仕事はなんですか?
フレームワークっていうのはこういう枠組みに沿って穴埋めするカタチで物事を考えてみようというテクニックのことですが、この「重要・緊急の二軸マトリクス」は私の人生の中で過去に出会ったあらゆるフレームワークの中で、自分の公私の人生への影響力の深さ・大きさがダントツ1位じゃないかと思います。
とりあえず民進党のことは忘れて、これを読んでいる読者のあなた個人について、あるいは読者のあなたが属している集団についてこのフレームワークで考えてみると、何気ないシンプルな基準だけど物凄い深い洞察が得られて、大げさでなく人生変わっちゃうってときがあります。組織内でも「コレ」を共有して明確化していくと、あれだけ混乱してた現場にパキッと一線が通ったような優先順位が共有できる(ときもある)。
この図のポイントは、「緊急度と重要度」ていうのは違う軸で、「緊急度は高いけど重要度は低い」とか「緊急度も重要度も高い」とか、それぞれで四種類ありえるのだということに気づくことがまず第一歩ね。
で、
・質問Aで可視化された作業に「俺こんなことに毎週X時間も使ってるのかトホホ」となって反省する。
・質問Bで可視化された危険に、「そうそうこういうことよく起こるねん。そもそも起こらんようにしたりラクに対処できる方法あらかじめ考えといたらええんちゃうかな?」
を個人の人生、あるいは集団でちゃんとツメて議論するとすごく「意味あることしてる感」が生まれてくるんですが、今回の民進党関係で一番大事なのは質問CとDについてです。



