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  • 階猛
  • 2016年09月20日 12:35

平和をつなぎとめる-蓮舫新代表選出

15日、民進党の代表選挙が行われました。蓮舫、前原、玉木の3候補に対し、党員・サポーター、地方議員、国政選挙候補予定者、国会議員が投票。結果は、全体で849ポイントのうち蓮舫候補が約6割の503ポイントを獲得し、新代表に決まりました。

特に党員・サポーター票では、蓮舫候補が7割強の支持を集める圧勝でした。私も蓮舫候補を支持し、岩手1区を中心に党員・サポーターの皆様に投票をお願いしたところ、岩手県では蓮舫候補が9割強の得票率となりました。皆様のご支援、ご協力に対し、心より感謝を申し上げます。

しかしながら、蓮舫さんにとって、今回の代表選は見かけほど楽な戦いではありませんでした。一部のマスコミ等が蓮舫さんの亡き父が台湾国籍であったことを理由に純粋な日本人ではないと批判したからです。本人もすでに説明していますが、蓮舫さんが高校生のときに国籍法の改正があり、外国人の父を持つ人も日本国籍を選択できるようになりました。

その改正法に基づいて、蓮舫さんは日本国籍を選択し、その際に台湾国籍を放棄する宣言をしています。したがって、蓮舫さんが日本人であることは間違いなく、だからこそ公職選挙法が立候補の条件とする「日本国民であること」を満たし、これまで3度参院選に臨み、当選し、国政で活躍してきたわけです。

ただし、批判論者からは、台湾法に基づく国籍離脱の手続きが完了しなければ「二重国籍」であって、日本国の指導者としての資質に欠けるという指摘がありました。日本法の定めを度外視した扇情的な言動に思えますが、無用な論争を長引かせないため、蓮舫さんは、代表選挙期間中に台湾法に基づく国籍離脱の手続きも終えました。また、こうした批判とは別に、国籍に関する蓮舫さんの説明がぶれているとの批判もありました。

党の方向性や政策よりも自らのルーツに関心が集まることは、蓮舫さんにとって本意ではなかったと思います。それでもあえて、投票直前の演説で蓮舫さんは、国籍につき一部不正確な発言があったことをお詫びし、自分の名前の由来に触れました。台湾で激動の時代を生き抜いた祖母が、息子である蓮舫さんの父に対し、女の子が生まれたらその名前に「蓮(はす)」という字を使って欲しいと言ったそうです。

「蓮」は平和の象徴です。そして、杭などに船をつなぎとめることを「舫う(もやう)」といいます。「蓮舫」という二文字には平和をつなぎとめるという意味がありました。民進党が平和をつなぎとめる政党となるべく、私も蓮舫新代表を支えていきたいと思います。

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