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二重国籍であることが判明した今は、潔く代表選は辞退すべし ‐説明が二転三転は代表候補者として失格‐

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私は、蓮舫の二重国政問題が取沙汰されて以来、大きな問題にならなければよいが、とずっと心配し続けてきた。9月7日は、長野の三候補揃いの集会ももともと前原候補のために設営した会に、肝心の前原来ず、玉木一人の参加となった。かつその玉木が長野駅前街宣をさせてもらえないというとんでもない愚かなことが起きていた。

 しかし、それよりも何よりも本件が気になり、蓮舫本人にきちんと対応しているのかと念を押した。前日の6日に台湾籍の放棄手続きを行っていたこともあり、いつもの笑顔で決着済みと答えていた。

 ところが、私の懸念していた通り何一つ解決していないので、週末に時間をかけてまとめたブログ案を、9月12日には蓮舫に届けている。事を穏便にすませるため、代表選を辞退してほしかったからである。しかし、翌日台湾当局から台湾籍が残っていると連絡があったことを受け、緊急で記者会見が開かれたが、ちょっと謝っただけですましている。私には到底理解できないことである。かくなる上は、やはり私の考えをこのブログ・メルマガで明らかにしないとならない。9月12日版を一部修正してお届けする。

 なお、私は前原議員の推薦人になっており、それ故に蓮舫に代表選辞退を迫っていると勘違いされる向きもあるが、そのような狭い了見では全くない。この点は引き続き短い第2段も続けて書くので、併せてお読みいただきたい。

【9月12日版より】

<危うい祖国を持つアグネス・チャンの子への想い>

 私は20代の頃、香港生まれでたどたどしい日本語を話し歌うアグネス・チャンのファンであった。1976年から2年間、アメリカに留学させてもらったが、ちょうど同じ頃、彼女がカナダのトロント大学にいたと記憶している。

 日本で活躍する彼女はその後日本人と結婚したが、3人の子供は、それぞれ生地主義で国籍が得られるカナダ、アメリカ、香港で出産している。いつなくなってしまうかもしれない危うい香港が母国であり、子供にいざという時に備えて国籍を2つ持たせていたのだと解説されていた。アグネス・チャン自身は、英国国民(海外)という国籍である。

 日本のように平和な国では考えられないことである。私は子を想う母の気遣いに感心した。

<蓮舫の父の祖国への想いを理解>

 ここからは推測である。
 蓮舫の父、謝哲信は日本でビジネスをして成功したのだろう。しかし、台湾は複雑な位置づけの国(地域)であり、日本も国としては認めていない。その点ではアグネス・チャンの故国(地域)の香港よりもっと複雑である。いつ中国に併合されるかもしれないし、いつ戦乱に巻き込まれるかもしれないと、子供たちの将来に想いを巡らせていたに違いない。

 それが、1985年1月1日から母親が日本人なら日本国籍が与えられることになった。平和な国、日本の国籍を我が子にも授かろうとするのは、自然の成り行きである。報道されているとおり、17歳の蓮舫は父親と台湾の駐日代表処に赴き、母親、斉藤桂子の娘として斉藤蓮舫という日本国籍を得て台湾籍放棄の手続きを行ったと蓮舫は理解していたらしい。

 これなら、父親が自分の祖国への想いも断ち難く、いつか成功した暁に祖国への帰国も念頭に、内緒で娘の蓮舫にも祖国の国籍を残しておいたとしても不思議はなく、責められるべきではない。アグネス・チャン同様に危うい祖国を持つ国の人たちの不安な気持ちは、一般の日本人には到底理解できないだろう。

<民進党代表選出馬故の二重国籍問題>

 日本の国籍法は、「外国国籍を喪失していない場合は、外国国籍の離脱の努力をすること」という努力義務にとどまっている。また日本の役所では当事者が外国国籍をもっているかを確認するのは難しい。従って日本に二重国籍者は多くいるが、普通の人では二重国籍が何だかんだと問題にされることはそれほどあるまい。蓮舫が国会議員となり野党第一党の党首選にまで出馬したため、二重国籍ではないかとの問題が俄然クローズアップされてしまったのだ。

<アメリカ大統領の国籍条件>

 アメリカ大統領は、出生によるアメリカ合衆国市民権保持者(①国内で出生して生地主義に基づいて国籍を得た者、あるいは②合衆国市民を両親として海外で出生した者)、つまり、生まれた瞬間から米国籍を持っていたことが必要であり、移民で帰化した者はなれないのだ。シュワルツェッガーは、カルフォルニア州知事の後、大統領選への出馬の声がかかりかけたが、オーストリア生まれの帰化アメリカ人だったため、すぐに立ち消えになった。従って、アメリカなら蓮舫は大統領になる資格がない。

 アメリカ大統領選になると国籍問題が続出する。2008年の大統領選の時は、オバマの出生について、共和党がテッド・クルーズを中心に攻撃した。ところが因果は巡り、今度は共和党の大統領候補の予備選でトランプから、クルーズがカナダのカルガリーでアメリカ人の母と亡命キューバ人の父の間に生まれたことが問題にされ、2014年5月、カナダ市民権を放棄している。

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