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- 2011年10月30日 11:49
TPPについて考える
野田総理が、TPP交渉に参加することを決めたと報じられています。
でも、頂けませんよね‥参加するにしろしないにしろ、もう少し自分の意見を国民に説明したうえで決めないと。
まあ、それはそうと、私の考えを述べてみたいと思います。
TPPの交渉に参加すべきかどうか?
その問いには、なかなか答えづらい。
では、農産物を含め貿易の自由化をもっと進めるべきか?
基本的には、それは正しい方向だと信じます。何故ならば、そうした方向で歴史は進んできた訳ですし、またそれによって世界の経済が発展してきたのはそのとおりだからです。但し、自由化を急速に進めると、それによって撤退を余儀なくされる産業が出てくるので、徐々に自由化は進めるべきであると信じます。
TPPに参加して、国内農業が壊滅的打撃を受けていいのか?
でも、農産物の輸入の自由化を進めたからといって、国内の農業が壊滅的な打撃を受けるとは限りません。但し、そうはいっても、海外の安いコメが入ってくると、日本のコメ農家が影響を受けるのはそのとおりでしょう。
この点に関して、私は、日本の農地を大規模集約化して、コストの削減を図るべきだという考えを支持することはありません。そんなことをしても、アメリカやオーストラリアの農家にかなうはずがないからです。これ、あくまでもコスト面の話です。
しかし、コストは高くても、日本のコメが売れる方法がある。それは美味しくて、しかも安全なコメを
作ればいいということです。海外では、お寿司がブームになってもう久しい訳です。当然コメを食べる
ことにも慣れてきており、そうなると次第にコメの良し悪しにも注意を向けるようになるのです。そこで、農薬の使用を極力控えた、あの夕日がきれいな棚田で作ったコメだ、というイメージを作り上げればいいということです。
まあ、いずれにしても、私は、基本的に貿易の自由化を進めることには賛成なのですが‥でも、このTPPの交渉の進め方には不可解なことも多いのです。
環太平洋といいながら‥カナダ、メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、コロンビア、エクアドル、インドネシア、フィリピン、中国、韓国、ロシア、それに太平洋の島国は入っていないのです。どうして?
交渉に参加していない国の方が圧倒的に多い。
それに、沖縄の基地移転についての話し合いもとん挫しているというのに、どうしてTPPの方ではアメリカと妥協することができると考えるのか? おかしいでしょ?
だから、貿易の自由化や様々な分野での非関税障壁の撤廃について、どう考えるかという総論的な問題と、外国との間で、そうしたことについて交渉を進めるべきかどうかという各論は、分けて考える必要があるということなのです。
アメリカが、本当に全ての非関税障壁の撤廃について賛成するというのであれば、何故むしろ
WTOの交渉を進めることに積極的にならないのか?
つまり、アメリカも自分の都合のいいように物事を進めようとしているということです。
でも、頂けませんよね‥参加するにしろしないにしろ、もう少し自分の意見を国民に説明したうえで決めないと。
まあ、それはそうと、私の考えを述べてみたいと思います。
TPPの交渉に参加すべきかどうか?
その問いには、なかなか答えづらい。
では、農産物を含め貿易の自由化をもっと進めるべきか?
基本的には、それは正しい方向だと信じます。何故ならば、そうした方向で歴史は進んできた訳ですし、またそれによって世界の経済が発展してきたのはそのとおりだからです。但し、自由化を急速に進めると、それによって撤退を余儀なくされる産業が出てくるので、徐々に自由化は進めるべきであると信じます。
TPPに参加して、国内農業が壊滅的打撃を受けていいのか?
でも、農産物の輸入の自由化を進めたからといって、国内の農業が壊滅的な打撃を受けるとは限りません。但し、そうはいっても、海外の安いコメが入ってくると、日本のコメ農家が影響を受けるのはそのとおりでしょう。
この点に関して、私は、日本の農地を大規模集約化して、コストの削減を図るべきだという考えを支持することはありません。そんなことをしても、アメリカやオーストラリアの農家にかなうはずがないからです。これ、あくまでもコスト面の話です。
しかし、コストは高くても、日本のコメが売れる方法がある。それは美味しくて、しかも安全なコメを
作ればいいということです。海外では、お寿司がブームになってもう久しい訳です。当然コメを食べる
ことにも慣れてきており、そうなると次第にコメの良し悪しにも注意を向けるようになるのです。そこで、農薬の使用を極力控えた、あの夕日がきれいな棚田で作ったコメだ、というイメージを作り上げればいいということです。
まあ、いずれにしても、私は、基本的に貿易の自由化を進めることには賛成なのですが‥でも、このTPPの交渉の進め方には不可解なことも多いのです。
環太平洋といいながら‥カナダ、メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、コロンビア、エクアドル、インドネシア、フィリピン、中国、韓国、ロシア、それに太平洋の島国は入っていないのです。どうして?
交渉に参加していない国の方が圧倒的に多い。
それに、沖縄の基地移転についての話し合いもとん挫しているというのに、どうしてTPPの方ではアメリカと妥協することができると考えるのか? おかしいでしょ?
だから、貿易の自由化や様々な分野での非関税障壁の撤廃について、どう考えるかという総論的な問題と、外国との間で、そうしたことについて交渉を進めるべきかどうかという各論は、分けて考える必要があるということなのです。
アメリカが、本当に全ての非関税障壁の撤廃について賛成するというのであれば、何故むしろ
WTOの交渉を進めることに積極的にならないのか?
つまり、アメリカも自分の都合のいいように物事を進めようとしているということです。



