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ドル上昇、早期米利上げ観測強まる=NY市場

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言を受け、早期の利上げ観測が強まった。

ロイターデータによると、ドル/円<JPY=>は一時、103.05円まで上昇した。

ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は、米経済が完全雇用の状況にある中で、緩やかな利上げが適切としたほか、低金利は景気過熱のリスクを増大させるとの認識を示した。

また、FRB内でハト派の1人とされる、ブレイナード理事が12日に講演を行うと伝わった。FRBが利上げに近づいているとのメッセージを発するとの見方が浮上、連邦公開市場委員会(FOMC)内で利上げへのコンセンサスが形成された可能性を示唆すると受け止められた。

BKアセットマネジメントのFR戦略部門マネジング・ディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は「今月公表された経済(指標)はかなり弱かったものの、FRB当局者らがもはや、ゼロ金利政策にこだわっていないと市場が判断した。早期の金利政策正常化を本当に望んでいるということだ」と話した。

CMEグループのフェドウォッチによると、フェデラル・ファンド(FF)金利先物相場が織り込む月内利上げの確率が30%、12月は60%と、利上げ観測が強まった。

これを受けて、この日の米10年債利回り<US10YT=RR>は一時、約2カ月ぶりの高水準を記録、ドルの追い風になったとの指摘が出ている。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.35%高の95.366。

ユーロは対ドル<EUR=>で0.3%安の1ユーロ=1.1224ドル。7月のドイツ輸出が約1年ぶりの大幅なマイナスを記録したことも、ユーロの重しとなった。

オーストラリア<AUD=>やニュージーランド<NZD=>など比較的高利回りの資源国通貨はドルに対して下落した。シュロスバーグ氏によると、キャリートレード取引を巻き戻す動きが出たという。

ドル/円 NY終値 102.68/102.71

始値 102.68

高値 103.05

安値 102.55

ユーロ/ドル NY終値 1.1229/1.1236

始値 1.1261

高値 1.1276

安値 1.1199

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