- 2016年09月08日 13:57
ゴミ置き場を誰が管理しているか?自治体じゃなく、自治会なんですよ。そんなことは当たり前だという意識を市民に取り戻してもらいたい - 「賢人論。」第19回(後編)熊谷俊人氏
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介護支援ボランティアに参加することで、自身の介護予防にもなる
みんなの介護 「自治体レベルでできる社会保障費の削減」というお話が出ましたが、千葉市では具体的にどのような施策に取り組んでいるのでしょうか?
熊谷 千葉市では、介護支援ボランティアに力を入れています。65歳以上の高齢者が介護施設でボランティアをして、そうして得たポイントを介護保険料の支払いに充てられる、という制度にしています。または、ポイントを貯めておいて将来自分が介護サービスにお世話になったときに、サービスの利用料に使うことができるようにしています。
みんなの介護 多少なりともそうしたインセンティブが働けば、やる気になる人も出てきそうですね。
熊谷 この介護支援ボランティア制度が面白いのは、ボランティアの人数が増えるというだけでなく、ボランティアに参加した本人の健康づくりに役立つという点ですね。つまり、ボランティアに参加すればポイントとして使えるだけでなく、自身の介護予防にもなるんです。
さらに、自分の目で介護の現場を見て、介護を肌で感じることで、自分に介護が必要になったときの準備ができるようになります。
みんなの介護 自分の介護をイメージできるようになるというのは大きいですね。当事者も家族も、突然降りかかってきて慌てて施設選びをする…という方が多いですから。
熊谷 ボランティアに参加することで、早め早めにイメージすることがすごく大事なことなんですよね。そういうことについてもっと関心を持ってもらいたいし、具体的な内容について知ってもらいたいんですよね。
みんなの介護 千葉市をはじめ、各自治体で行われている介護関連の施策や取り組みに関しては、今後『みんなの介護』でもどんどん紹介していきたいと思っています。



