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借り入れ限度を引き上げなくてもいいと言う 政治家

 アメリカの政治家でロンポール氏をご存知でしょうか?

 ロスチャイルド家がどうのこうのという議論が大好きな人たちは当然、この人のことをよく知っているでしょう。そう、この人は、連銀の存在を否定する人なのです。

 日本に置き換えたら、日本銀行などなくてもいいというか、日本銀行の存在など認めるべきではない、と。

 でも、そういった過激な意見を主張するロンポール氏は一部で熱烈なファンを有しているのだとか。

 で、そのロンポール氏が言っているのです。

 「連邦政府の借入限度を引き上げるべきだと主張している人々は勘違いしている」と。 「借入限度の引き上げによって、政府の借金の問題が解決する訳ではない」と。

 まあ、確かに借入限度を引き上げたからといって、米国政府の借金が減る訳ではなく、むしろ増える訳ですから、借金の問題が解決する訳ではないということは分かるのですが‥

 この人が、宗教家だったら、そんなことを言ってもひょっとしたら違和感を感じないかもしれません。

 「欲望こそが人を惑わせるのだ。政府に財政破綻させた方が、今までの過ちに気が付くであろう‥」なんて。

 でも、現実問題として、8月2日までに連邦政府の借入限度が認められず、政府が支払いを滞ることにでもなれば、アメリカ国債の格付けは必ず引き下げられることでしょう。

 まあ、その前に、給料を支払ってもらえない政府の職員や、政府から代金を支払ってもらえない業者が議会の前でデモを繰り広げることになるでしょうが‥

 いずれにしても、米国債の格付けが引き下げられれば、米国債の投げ売りが少しずつ始まり‥そして、米国債を保有している機関投資家などの資産価値が低下することになる訳ですから‥、金融危機が勃発する恐れがないとは言えないのです。

 まあ、それでも、宗教家だったら、その方が真に人間にとって大事なものが何であるかに気が付くであろうから、人間にとってはその方が良いのだ、と言うかもしれません。

 でも、経済が大混乱して、とんでもないことになるのも事実であるのです。

 まあ、日本にもその位のことを言う元気の良い政治家がいれば、面白いかもしれませんが‥

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