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- 2016年09月08日 07:26
【アメリカの保守】
米新聞の多くは、選挙の際に候補者の支持を表明しますが、テキサスのDallas Morning Newsが社説で「トランプ支持できず」と表明したことが波紋を呼んでいます。
社説が「トランプ不支持」と表明すること自体は珍しくありません。Los Angeles Timesは3月に早々と、Washington Postも7月にそうしています。今回は、 1968年からずっと共和党の大統領候補を支持してきた保守系の新聞だったことで話題になっています。
「トランプは大統領に相応しくなく、読者の皆さまの一票を受け取るのに値しない」とピシャリ。
11月8日は、大統領選挙のみならず、上下両院の議員や州知事を選ぶ選挙も行われます。共和党支持者がトランプ憎しで、投票所に足を運ばないという危機感も広がっているようです。ざっくりこんな内容です(全文の翻訳ではありません)。
ドナルド・トランプが新たな旗手となり、分からなくなってしまった。トランプ候補が共和党の指名争いに勝利する前から、共和党は混乱していた。そして、イデオロギーの綱引きに勝ったのは、保守主義そのものを鼻であしらって来たトランプだ。
トランプは、この新聞が共和党の理想としてきたあらゆるものに反対してきた。トランプは決して共和党の人間ではなく、とりわけ保守主義者でもない(Donald Trump is no Republican and certainly no conservative)。
さらに、ロシアのプーチン大統領を信奉していることも懸念だ。
海外に投資する企業は、製品を輸入する際に懲罰的な関税を納めるべきだと言う。トランプの保護主義により、アメリカは通商戦争に巻き込まれ、貿易赤字を拡大させ、アメリカ経済を再び不況に追い込むだろう。
さらに、トランプの財政規律とは、耐えられないような巨額の債務を背負うことで、歳出を削減する内容だ。
彼の主張は、あまりに共和党の主義からかけ離れていて、新たな言葉が登場したくらいだ。トランプイズム(Trumpism)=トランプ主義。
原理原則を変えるような共和党候補に関心はない。選挙の勝利と引き換えに原理原則を破棄するような共和党にも関心はない。
トランプは決して、これまでの共和党の理想を体現していない。そして共和党の未来を体現してもらっても困る。
トランプは大統領に相応しくなく、読者の皆さまの一票を受け取るのに値しない(Donald Trump is not qualified to serve as president and does not deserve your vote. )。
社説が「トランプ不支持」と表明すること自体は珍しくありません。Los Angeles Timesは3月に早々と、Washington Postも7月にそうしています。今回は、 1968年からずっと共和党の大統領候補を支持してきた保守系の新聞だったことで話題になっています。
「トランプは大統領に相応しくなく、読者の皆さまの一票を受け取るのに値しない」とピシャリ。
11月8日は、大統領選挙のみならず、上下両院の議員や州知事を選ぶ選挙も行われます。共和党支持者がトランプ憎しで、投票所に足を運ばないという危機感も広がっているようです。ざっくりこんな内容です(全文の翻訳ではありません)。
共和党の支持者とはどういうことか?
これまでは、明確だった。個人の自由、自由主義経済的、強い国防に対する信念を持っていることだった。しかし今日においてはいかがだろうか?ドナルド・トランプが新たな旗手となり、分からなくなってしまった。トランプ候補が共和党の指名争いに勝利する前から、共和党は混乱していた。そして、イデオロギーの綱引きに勝ったのは、保守主義そのものを鼻であしらって来たトランプだ。
トランプは、この新聞が共和党の理想としてきたあらゆるものに反対してきた。トランプは決して共和党の人間ではなく、とりわけ保守主義者でもない(Donald Trump is no Republican and certainly no conservative)。
個人の自由?
トランプは、小さな政府の推奨者を怯えさせるほどに独裁的な姿勢を示してきた。アメリカで生まれたにもかかわらず、自らが定めた忠誠心の基準に合わない人を強制退去させるという。あらゆるイスラム教徒の入国を拒否し、すでにアメリカに在住しているイスラム教徒のデータベース作りを否定しない。さらに、ロシアのプーチン大統領を信奉していることも懸念だ。
自由主義経済?
レーガン元大統領は「保護主義は破壊主義だ」と述べた。これに対して、トランプは「TPPはアメリカに対するレイプだ」と発言。海外に投資する企業は、製品を輸入する際に懲罰的な関税を納めるべきだと言う。トランプの保護主義により、アメリカは通商戦争に巻き込まれ、貿易赤字を拡大させ、アメリカ経済を再び不況に追い込むだろう。
さらに、トランプの財政規律とは、耐えられないような巨額の債務を背負うことで、歳出を削減する内容だ。
強い国防?
トランプは「アメリカ軍を大きく強くし、誰であっても立ち向かえないようにする」と公約。しかし、そのアメリカ軍を使って何をしたいか?イスラム過激派の家族の暗殺を支持し、拷問を強化すると言う。仮にアメリカ軍がそんな指示に従わない場合は?「俺がやれと言えば、軍隊はやるんだ」と言う。彼の主張は、あまりに共和党の主義からかけ離れていて、新たな言葉が登場したくらいだ。トランプイズム(Trumpism)=トランプ主義。
原理原則を変えるような共和党候補に関心はない。選挙の勝利と引き換えに原理原則を破棄するような共和党にも関心はない。
トランプは決して、これまでの共和党の理想を体現していない。そして共和党の未来を体現してもらっても困る。
トランプは大統領に相応しくなく、読者の皆さまの一票を受け取るのに値しない(Donald Trump is not qualified to serve as president and does not deserve your vote. )。



