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民進党代表選

  任期満了に伴い、岡田克也さんが民進党代表を辞任することになりました。困難な時期の党運営は、苦しく厳しい決断の連続だったと思います。改めて、岡田代表のご奮闘に対し、心から敬意を表するとともに深く感謝申し上げたいと思います。

  安住淳国対委員長は、岡田さんを「戦後ヤミ米を喰わずに餓死した判事さんみたいな人」と評しています。酷い表現ですが、彼は岡田さんを最も敬愛している政治家の1人です。蓮舫さんの「つまらない男」発言は誤解を招きましたが、彼女はカエル・グッズの収集家である岡田さんを陰で「岡ピョン」と呼んでいます(ご本人の前では口が裂けても言えないでしょうが)。彼女も、岡田さんを敬愛している政治家なのです。

  私も、忘れられないエピソードがあります。十数年前の当時の民主党の会議における出来事です。遅刻してきた上に私語をやめない大先輩がいました。すると、岡田さんが皆の前でそのベテランを厳しく叱責しました。目上の人でも先輩でも相手は誰であれ、言うべきことはきちんと言う公平無私な態度に、私は深く感銘しました。以来、私は一貫して岡田さんに兄事してきました。

  2015年1月に船出した岡田丸は、いきなり網膜剥離の手術という試練から始まりました。党を代表して質問に立つ時は、大きな用紙に特大の文字で原稿を準備していました。何度も読み込んだ跡があり、そこにはビッシリとメモが書かれ、マーカーがひかれていました。私は、議席が隣なので覗くことができたのです。

  本年2月、私が久し振りに衆院予算委で安倍総理と対決した時、岡田代表はわざわざ委員会室に応援に来て下さりました。そして、誰よりも大きな声で声援を送ってくれました。

  代表職という激務を全力投球で果たされ、疲労も相当に蓄積しているでしょう。目もまだ万全ではなく、読み書きには支障があるようです。とにもかくにも、「お疲れ様でした」「ご苦労様でした」と、申し上げたいと思います。

  新たな代表選びは、9月2日に告示されました。15日が投開票日です。前原誠司さんに蓮舫さんと玉木雄一郎さんが挑む選挙になりました。

  前原さんは、私にとっては長年にわたる好敵手です。02年の代表選挙では若手統一候補選びで競い、11年の代表選でも戦いました。アニメの「巨人の星」でたとえるならば、「花形満VS左門豊作」です。

  蓮舫さんは、12年間にわたり苦楽を共にしてきた同志中の同志です。竹を割ったような気さくでさっぱりとした「男前」の性格。そして、丹念な調査を踏まえた事実に基づく質問力は、当代随一です。

  私は、蓮舫さんを応援します。出自、女性、参院議員であることなどのハンディがありますが、ガラスの天井や様々な壁を突破する力に期待したいと思います。

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