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駄馬では急流は越えられず

日本は大きな病を抱えています。

それは、菅内閣という大きな病です。

私は、このような大震災が発生し、国難の中、政権批判は控え、自民党がもつ多くの知恵を民主党に示すべきだと考えてきました。

先日も石破政調会長の下で3次提言も纏め上げ、復興基本法の成立も間近になっています。

「急流で馬を変えるべからず」という言葉もあるように、このような状況下でのリーダーを変えることは復興の妨げになるのではないかとの危惧もありました。

しかし、現在の政権を見ているとあまりにひどい有様です。

情報の隠蔽、パフォーマンスしかない政治主導など多くの問題を抱えています。

阪神淡路大震災の時と比べ仮設住宅の建設や、ガレキ処理は遅れ、復興への足かせとなっています。

世論調査を見ても国民の半数は不信任決議案に理解を示しており、政府の発表は信用できないとまで言われています。

報道各社や評論家も、菅政権を批判し、政府発表は信じられないとまで伝えています。

それにもかかわらず、政権を変えるのはダメだと言う。これはおかしいのではないでしょうか。

国民はひどい政府の被害者にするのでしょうか。

政権交代時の政治空白を懸念する声もありますが、それは詭弁です。

いくら政権が変わろうとも引き継ぐまで前任者が仕事をまっとうするわけですし、政治空白が生じるという事は仕事を投げ出すことになります。

そのようなことは絶対におきません。


緊急事態に際して、政府が国民から信頼されていないということは最大の問題です。

これでは政府が打ち出す復興プランも見向きもされなくなってしまうかもしれません。

また、国際社会も日本を信頼しなくなってしまいます。海外では日本の政府発表が相手にされていません。

そのような状況では日本ブランドを活かすことさえできないのです。

外国の友人は、「海外の国では、危機に際して国のリーダーが信頼されていなければ、すぐに変える。

日本はなぜできないのか疑問に思う。」と私に伝えてきました。

もちろん政争などしている時ではありません。

しかし、今の政権はあまりに国民から信頼されていません。

限度を越えてしまっているのではないでしょうか。

先ほど、「急流で馬を変えるべからず」という言葉を出しましたが、「いわんや駄馬では急流は越えられず」と付け足す必要があります。

急流では馬を変えるべきではないのです。

しかし、その馬があまりにひどかったら、あまりに駄馬であったら急流を越えられません。

変えないことにこだわるあまり復興が遅れる、これでは本末転倒なのではないでしょうか。

今、日本で一番必要なのは国民が信頼し復興を任せてくれる政権でありリーダーなのではないかと思います。

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