[25日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>傘下の対話アプリ、ワッツアップ(WhatsApp)は、プライバシーに関する方針を変更し、ユーザーの電話番号をフェイスブックと共有することを開始すると発表した。
ワッツアップが2014年にフェイスブックに買収された際、創業者のジャン・コウム氏はユーザーのデータを守るとし、買収によってプライバシー方針が変わることはないと説明していた。
ワッツアップのブログによると、方針変更により、関連性の高い広告の表示やフェイスブックで知り合いの可能性のあるユーザーの表示が改善するという。またデータ共有が、ユーザーのワッツアップ利用頻度に関する情報の取得や迷惑メッセージの対策につながるとした。
ただ、ユーザーの電話番号を広告主に売却、共有、提供することはないと強調。また、ユーザーがアカウント情報をフェイスブックと共有しないことを選択することも可能だとした。