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ウクライナ特務機関がクリミアでテロ未遂

 ロシア連邦保安庁は、クリミアでテロの準備を行っていた破壊工作員を拘束、そのなかにはウクライナとロシアの国籍を持つ者が含まれていたと伝えた。ウクライナ政府は、これを否定している。

 8月10日、ロシア連邦保安庁(FSB)は、クリミアでテロの準備を行っていたとの理由で、ウクライナを非難した。 その破壊工作員は、ウクライナ軍特殊部隊の要員だったとしている。テロの目的は、ロシアの下院(国家会議)選挙および地方選挙を前に状況を不安定化することであったと、FSB はみている。

 8月7日から8日にかけての夜、この破壊工作員は、ウクライナ領の側からクリミアに侵入しようと試みたという。

 「この侵入の試みは、隣接するウクライナ側からの激しい銃撃およびウクライナ軍装甲車により援護されていた」と、FSB は述べている。この際の戦闘で、FSBの要員が一人死亡したという。

破壊工作要員を拘束し、取り調べ中

 FSBの情報によれば、ウクライナ国防省情報総局(GUR)に属する、この特殊工作員のなかには、ウクライナとロシアの国籍を持つ者が含まれており、現在、取り調べに対して供述を行っている。そのなかには、テロの組織者と推測される者も含まれているという。

 「戦闘が起きた現場では武器弾薬が発見された。20個の爆発物(合計でTNT火薬40㎏相当)、弾薬、特殊な起爆装置、通常の対人地雷および磁力地雷で、これらは、ウクライナ軍特殊部隊に装備されている」。こうFSBは伝えている。

 一方、ウクライナ政府は、FSBの発表に対し、こう語った。「ウクライナは、自国の領土を力で奪ったり取り戻したりしていないし、将来こうした行動に出ることもない」。ウクライナ保安庁(SBU)長官のユーリー・タンディト顧問はこう述べた。

 これに先立ち、ロイター通信のウクライナ国防省筋も同様に、FSB が発表した情報は「フェイク(偽情報)」であると語っていた。

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