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インド中銀が政策金利を予想通り据え置き、緩和的スタンスは維持

[ムンバイ 9日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は9日、政策金利であるレポレート<INREPO=ECI>を6.50%に据え置いた。据え置きは予想通り。インフレ率が約2年ぶりの高水準となったことから、据え置きとの見方が支配的だった。ただ、緩和的な政策スタンスは維持すると表明した。

中銀はリバースレポレートも6.00%に、現金準備率は4.00%にそれぞれ据え置いた。

6月の消費者物価指数(CPI)は前年比5.77%上昇と、中銀が目標とする2-6%の上限近くとなり、来年3月までの目標だった5%を上回った。

中銀のラジャン総裁は9月4日に3年の任期終了を控える。後任は決まっていない。

総裁は、2017年3月までにインフレ率が目標の5%に向かうとの見通しには上振れリスクがあると予想。今年の公務員給与が上昇していることや、食料や燃料費を除くコアインフレ率が高止まりしていることが要因だと指摘した。

さらに、声明で「政策金利をこの時点では据え置き、政策実行のための余地ができるのを待つのが、中銀にとって適切だ」とし、「金融政策の緩和的スタンスを維持し、流動性の適切な供給を引き続き重視していく」と述べた。

総裁は昨年1月から合計150ベーシスポイント(bp)の利下げを実施し、政策金利は5年以上ぶりの低水準となった。ただ、現在の緩和サイクルが今後どの程度継続可能かについては、エコノミストの間で懸念が出ており、次期総裁による年内の利下げがあるとすれば最大でも25bpだろうと予想されている。

退任を控えた総裁は、金融政策決定をめぐり、総裁の裁量に委ねることのない金融政策委員会(MPC)の設置に取り組んでいる。

政府は先週、総裁が提案した、CPI上昇率を4%を中心に上下2%の範囲に収めるとする物価目標を正式に導入した。

総裁は、記者会見前に「10月4日に発表される次の金融政策声明は、MPCが作成することを期待している」と述べた。

*内容を追加しました。

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