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日本マクド、1―6月期は2期ぶりの最終黒字 通期黒字化も達成可能

[東京 9日 ロイター] - 日本マクドナルドホールディングス<2702.T>は9日、2016年1―6月期の連結最終損益が1億5800万円の黒字(前年同期は262億円の赤字)に転換したと発表した。最終損益の黒字は2期ぶり。売上高の増加に加え、店舗の効率化やコスト削減も寄与した。

16年12月期通期の見通しは変更せず、必達目標とする3期ぶりの最終黒字も「可能」との見方を示した。

<信頼も徐々に回復>

サラ・カサノバ社長兼最高経営責任者(CEO)は会見で「ビジネスの状況は1年前とは大きく異なっている」と述べた。そのうえで、上期の業績については「ビジネスリカバリープランを着実に実施し、計画通りに推移している。売上げ、利益とも着実に回復している」と評価した。

1―6月期の既存店売上高は23.2%増となり、22.4%増の計画を上回った。期限切れの鶏肉使用問題や異物混入などで客離れを起こしていたが「マクドナルドに対する信頼は徐々に回復してきている」との見方を示した。

年間で500―600店舗を計画している改装については、上期で211店舗を実施した。

通期の見通しに変更はなく、3期ぶりに最終損益の黒字転換を目指す。下期業績が通期に与える影響が大きいほか、ビジネスリカバリープランの進ちょくやセールスの動向を慎重に見極めたいと、通期見通しの据え置きを説明している。

カサノバCEOは、上期の回復を踏まえて「(ビジネスの)方向性は間違っていないと確信した」と自信を示し、必達目標としている通期の最終黒字についても「達成できると思う」と述べた。

下期のスタートとなる7月の既存店売上高は、前年同月比26.6%増と大きく伸びた。

<「ポケモンGO」、業績への影響は時期尚早>

スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」とのコラボについては「大変エキサイティングなコラボレーションで、多くの客に来店してもらっている」と説明。ただ、スタートして間もないことなどから、業績への貢献については「時期尚早」とした。

また、「ポケモンGO」のプレーヤーが長居することで、他の客に迷惑になるのではないかとの懸念については「そういうトラブルはないし、懸念も持っていない」と述べた。

同社は「ポケモンGO」の日本での単独ローンチパートナーとなっており、国内のマクドナルド全店舗(約2900店舗)が「ジム」や「ポケストップ」として登場する。

米マクドナルド<MCD.N>が保有する日本マクドナルドHDの一部売却を検討していることについては「プロセスの詳細は米マクドナルドの秘匿情報。適切なタイミングで知らせるという通知を受けているが、現時点で伝えられる情報はない」とした。

*内容を追加しました。

(清水律子)

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