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天皇陛下メッセージ 唯一の象徴のプロフェッショナルとしての個人的意見

以前書いた記事(天皇陛下の生前退位から考える定年制と健康 都知事立候補者においても必要では)がやはり本物であったようで、天皇陛下が国民にビデオメッセージでおことばを述べられました。(天皇陛下が「生前退位」に強いご意向 「象徴の務め困難に」 摂政には否定的 ビデオメッセージに「お気持ち」込められ

生前退位までの気持ちの推移がNHKスペシャルでその過程が放送されました。(象徴天皇 模索の歳月)まさに平成の玉音放送 だったのでしょう。

宮内庁筋から

象徴としての務めを十分に果たせないなら退くべきだ」

と今上天皇陛下がお述べになられたと言われています。

即位の際、現代に適した皇室をと話されていた今上天皇陛下らしいおことばです。天皇は公務を行う象徴。公務ができなくなれば象徴には値しない。公務に軽重はなく、すべてを完璧にこなせなければ退位すべき。今上天皇陛下はそう感じられています。最初から象徴天皇として即位された今上天皇陛下。「象徴のあるべき姿」をご自身で模索し続けた唯一のプロフェッショナルであるからこそ出てくることばです。

「これまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました 」

初めて国民と同じ目線で寄り添う天皇。人(現人神?)として尊敬できるお方です。

「天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました」

国民に恥じない行動をと自分を律しながら、国民へ皇室の広報という部分です。自分に厳しいおことばです。

「天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます」

自分が即位した時の経験と自分が患った病の経験。そこから出てきたその時の悪しき古き習慣を改善しようというまさに前向きな分析です。

「ここに私の気持ちをお話しいたしました。国民の理解を得られることを、切に願っています。 」

個人的意見への賛同を請う心からのことばです。

これから様々な法律を含めて議論が必要になります。でもこの方のおことばならそんなに反対される方は少ないのではないかと期待します。

80代の仕事を冷静に分析し退位を希望する。プロフェッショナルとして尊敬します。

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