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原発運転期限の延長が当たり前に?

先日、原子力規制委員会が、今年12月で運転開始から40年になる、老朽化した、関西電力美浜原発3号機(福井県)について、最長20年の運転延長を事実上認めました

東日本大震災にともなう、東京電力福島第1原発事故後の原子炉等規制法改正で、原発の運転期間は、安全確保の観点から原則40年と定められました

運転延長は、例外中の例外だったはずです

それなのに、実際には、政府が、昨年、2030年時点の望ましい電源構成比率は、原発20~22%と決め、その前提だと老朽化した原発の運転延長が必要になります

その後、規制委員会が、老朽原発の運転延長の審査を優先して進めているのは、安全第一の姿勢とは、ほど遠いもので、原発運転期限の40年は、形骸化していくのでは、と強く危惧します

しかも、今回、重要設備の安全確認を後回しにして、とにかく事実上の運転延長を認めたことは、おかしいのではないでしょうか

期限に間に合わせるために、本来は審査の中で行うはずだった、蒸気発生器などの耐震性の確認試験を、再稼働直前の使用前検査で実施することにしています

高浜1,2号機についても、同様の手法をとっていて、何より安全確保を重視する姿勢ではない、とも報じられています、

原子力規制委員会には、政府や経済界の思惑ではなく、本来の安全確保第一の姿勢で臨んでほしいと思います

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