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【欧州内で飛び火】

円高株安が進んでいますが、気になるのはヨーロッパの銀行問題。ストレステストをきっかけにイタリアのみならず、ドイツやイギリスなどに飛び火しています。
4日には、英BOE=イングランド銀行が金融政策を決める会合を開き、少なくても0.25%の利下げに動くと見られています(量的緩和の拡大もあわせて、という見方も)。

日本時間の20:30から行われるカーニー総裁の会見では、Brexitの影響とあわせてヨーロッパの銀行問題が焦点となりそうです。

FTのEuropean bank shares fall in brutal start to August(欧州銀行株、8月に入って急落)はこんな感じです(全文の翻訳ではありません)。

マイナス金利政策が銀行経営に与える影響やイタリアの銀行経営をめぐるセンチメントの悪化を受けて、ヨーロッパ銀行株は8月に入って残忍なスタートとなった。

マイナス金利下で収益を上げられるのかどうかという信頼の損失と景気の低迷で銀行株が打撃を受けている。2日に下落したのは、ドイツ第2のコメルツ銀行の収益の悪化発表のあと、コメルツ銀行株は9.2%も下がり、過去最低を更新した。これに先だって先週29日には、ヨーロッパの銀行をめぐるストレステストの結果が発表され、投資家の失望を誘った。

ヨーロッパ全体で銀行株が下がっているが、不良債権を処理するために新たな資本注入が必要と見られるイタリアが一触即発の引火点(simmering flashpoint)になっている。

イタリア第3の銀行で、もっとも窮地に追い込まれているMonte dei Paschi di Sienaを救済するために同じだけの引き当てがほかのイタリアの銀行にも必要となった場合の影響について観測が広がり、イタリアの銀行株は急落した。
イタリア最大のUniCreditの株は、ミラノの証券取引所で取引が始まった直後から急落し、7.2%下がった。Banco Popolardeは10.3%、Montei dei Paschiは16.1%下がった。

銀行株に対する圧力は、イタリアに限らない。スイスのUBSは6%、フランスのBNP Paribasは4.3%、Societe Generaleは3.1%が下落した。スペインのSantanderは5.3%、イギリスのBarclaysは3.6%下落した。

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