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原発問題、もっと真剣に考えよう - 平田義信

10月4日に玄海4号機が自動停止しました。これで九州の6基の原子炉の内5基が停止しました。稼働しているのは皮肉にも脆性遷移温度の問題を抱える玄海1号機だけとなりました。9月30日には、九電の「やらせメール」に端を発した一連の問題に対する第三者委員会の最終報告も発表されました。これはもしかしたら、もっと真剣に原発問題を考えろと言う「天の声」かも知れません。

 九州電力株式会社第三者委員会報告書
 http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/notice/report_110930.pdf

 最終報告の動画
 http://www.videonews.com/press-club/0804/002087.php
 
第三者委員会の郷原委員長は自身のメールマガジンの中で総括を行っています。その中には知事と自身との関係や、電力会社との関係を吐露されています。特に「私も電力マンの息子」との言葉には衝撃を受けました。そうして「電力会社寄りの人間」が九電の経営陣と対立しても真実を追い求める姿に感動しました。

九電は第三者委員会の人選を誤ったと思っているかも知れませんが、逆だと思います。この最終報告は郷原委員長の「愛の鞭」だと言えると思います。九電の経営陣は報告結果を真摯に受け止め、自身の身の振り方を考えるべきです。また、九電社員も失墜した信頼を回復するにはどうすべきかを真剣に考えなければなりません。

同時に報告書にも指摘されている様に、一企業が単独で一連の世論誘導を行ったとは考え難いと思います。古川知事や岸本町長をはじめとする行政は、過去の原子力に対する姿勢を改める必要に迫られています。国も含めて原子力行政の透明性を確保するのが先決だと考えます。郷原委員長が自身のメルマガや、佐賀新聞の取材でも指摘している様に個人の問題として解決して真実を闇に葬ることが無いよう願います。

最後に玄海町民は当然ですが、県民や国民がもっと真剣に原発について考えて欲しいと思います。そうして賛成・反対の二極論で対立するのでは無く、行政・企業・民間が対等な立場で同じテーブルに着き話し合える場を作り上げる事が重要だと考えます。

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