- 2016年07月28日 22:47
【都知事選】鳥越候補が三軒茶屋駅前で街頭演説。作家の澤地久枝さんも瀬戸内寂聴さんのメッセージを携え応援
鳥越俊太郎東京都知事候補は28日午後、三軒茶屋駅前で開かれた街頭演説会で、「住んでよし」「働いてよし」「学んでよし」「環境によし」の4つのよし に加え、「待機児童ゼロ」「待機高齢者ゼロ」「原発ゼロ」の3つのゼロを掲げ、これらの政策を実現していくためにいっそうの応援をして欲しいと呼びかけ た。演説会には落合貴之衆院議員、真山勇一参院議員のほか、作家の澤地久枝さんも瀬戸内寂聴さんのメッセージを携え応援に駆けつけた。
鳥越候補は、「3つのゼロの一つ目は待機児童ゼロだ。8500人近い子どもたちが待機児童として登録されているが現実はもっと多い。この潜在的な待機児 童をゼロにしていく。二つ目は待機高齢者ゼロ。高齢者化社会に備えるだけの社会は日本では出来ていない。東京23区内では毎年3千人以上が孤独死をしてい る。これを無くしていかなくてはならない。そして3つ目は原発ゼロだ。都知事に就任したら、東京から250キロ以内にある原発の停止と廃炉を、各電力会社 に申し入れる。そして東京都非核都市宣言をしたい」と述べ、これらの政策を実現するため、皆さん最後まで戦おうと訴えた。
作家の澤地さんは、「今度の選挙は、どうしても鳥越さんが勝たなければならない選挙だ。この国の政治はどうなっているのか。私たちが生まれてから今日に 至るまで、これほど政治が乱れて明日のことが分からないと言うことは初めてだ」などと、瀬戸内寂聴さんから託されたメッセージを交えてあいさつし、鳥越候 補への支援を訴えた。