[東京 25日 ロイター] - 産業革新機構は25日、人工知能(AI)を活用して店舗運営の改善を支援するベンチャー企業「ABEJA(アベジャ)」(東京都港区)に5億円出資したと発表した。
同社が実施した第三者割当増資を引き受けた。革新機構は社外取締役を派遣するなどして、経営もサポートする。
アベジャは革新機構分を合わせ5.3億円の資金を調達した。調達資金は研究開発の強化などに充てる。アベジャはディープラーニング(深層学習)を活用したデータ解析プラットフォームを提供しており、すでに100店舗以上の導入実績があるという。今後は製造業など他分野へも販売を拡大していく。
(志田義寧)