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- 2016年07月24日 11:37
【都知事選】「待機児童問題解消は保育士の待遇改善から」鳥越候補が荻窪で街頭演説会
鳥越俊太郎東京都知事候補は23日午後、杉並区内の荻窪駅北口で街頭演説会を開いた。民進党の田中朝子都議、生活者ネットワークの小松久子都議、共産党の吉田信夫都議、民進党の吉田はるみ東京8区総支部長ら地元の弁士が代わる代わるに応援のマイクを握った。
鳥越候補は、東京都民が直面する最大の問題の一つである待機児童問題の解決のために保育士の待遇改善が不可欠だと指摘。「保育士の待遇は全産業から比べると平均して月10万円くらい低い。国会では野党が月5万円引き上げる法案を出しているが、それが通るか通らないかは別として、私は東京都としても月5万円アップの待遇改善を行って、保育士の皆さんをきちんと処遇していきたい。子どもを育てながら働くお父さんやお母さんは企業にとっても大事な戦力。東京都政や国政だけでなく、企業も一緒に考えてほしい。保育にかかるお金に民間の企業も何らかの補助をしていただいて、そういう企業にはポイント制など何らかの処遇をしていきたい」などと具体策を提案した。
民進党機関紙局