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- 2016年07月23日 23:57
【都知事選】「モノよりも人、命、暮らし。そういう都政をつくっていく」鳥越候補が立川で街頭演説
鳥越俊太郎東京都知事候補は23日午後、立川駅北口で街頭演説会を開いた。菅直人元総理、小池晃日本共産党書記局長、山口二郎法政大学教授、東京生活者ネットワークの山内れい子都議が応援演説を行った。
鳥越候補は、「住んでよし」というキャッチフレーズの一つを取り上げ、「待機児童の問題と介護の問題は東京都民が一番不安に思い、何とかしてくれと思っている。私はこの問題はちゃんと考えたい。もちろん施設はちゃんと作らなければいけない。一昨日江戸川区にある特別養護老人ホームに行ってきた。そこで働いている若者たちは、介護への志を持って仕事に就いているが、よくよく聞いてみると、待遇があまりよくない。全産業の平均から10万円近く差があると言われている。20%くらいは介護の職から離れていってしまう。こいうことは早く何とかしなくてはいけない。介護士の報酬を何とかしてせめて東京都でその差の半分くらいは埋めたい」などと表明。「モノよりもヒト。モノよりも命。モノよりも暮らし。そういう東京都政をぜひつくっていきたい」と抱負を述べた。