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教育の費用はやはり自己負担すべきだろう - wasting time?

高校無償化に保育園、子供手当て・・・・。

子供がいれば至れり尽くせりである。いろんな手当てがもらえ、教育に対する払うべき費用も減ってきているようだ。

たしかに、日本では高齢者に有利な所得の分配が行われているように思われる。子供がいる世帯は大変だからある程度援助しましょうというのはわからなくもない。

しかし、たとえば、高校無償化のような政策は本当に効果を示すのかというと個人的には疑問だ。The importance of a sense of privilege in education



On this measure proprietorial schools charging fees less than or on a
par with the national average per pupil spend in the state-sector,
97.84% were judged good to outstanding.

イギリスにはProprietorial Schoolというのがある。

公立学校よりも一人当たりの生徒にかかっている授業料は安い。入学に対して生徒の選抜はなく、授業料も普通の私立学校よりは安いという。

イギリスの調査では公立学校の生徒の生活態度は91.7%の学校が「5段階評価中4か5であった」。一方でこのタイプの学校のそれは97.8%が4か5であったという。

選抜がないという意味では公立学校と同じであるといえる。同じ土俵で戦っている。しかし、実際にはこのタイプの私立学校のほうがよい評価を得た。


やはり、利益を上げなければいけないという意識がこういったタイプの学校によりより教育を行わせるインセンティブになっているのだろう。このあたりは競争
がない公立学校と違う。日本を含め多くの国で見られる現象だろう。そして、実際には生徒一人当たりにかかっているコストも安いのだ。

さらにもう一つ重要な点は自分でお金を払っているという意識が公立学校の生徒よりもより勉強しようという気持ちを生み出しているのではないだろうか?という点だ。

タダほど怖いものはないというのは事実で、お金を出してもらえると思えば、人は勉強しない。自分の身を切っているからこそより勉強に励もうと思うはずだ。

日本はたしかに公教育に対する公的支出が少ない。しかし、そのことが日本の教育水準の高さを支えてきた可能性をもう一回考えてみるべきだろう。金を出せば教育がよくなるというのは勘違いであるとさっさと気付いてほしいものである。

wasting time?のブログ↓
ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ

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