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事件の真相については、やはり本人しか語れない

いくら弁護団であっても、事件の真相について語れるはずがない。

公職の候補者となった以上は、鳥越氏は週刊文春の報道を通じて自分にかけられた過去の女子学生に対する淫行疑惑について釈明する責任があることは当然である。

弁護団が名誉棄損で告訴の手続きをしたからといって、それで釈明の責任を免除されるわけではない。

どんなに弁護士が有能であっても、自分が当事者でもない事柄や自分が体験したこともない事柄について答えることは不可能である。

選挙期間中だから本人への取材はお断りしたい、問い合わせはすべて弁護団の方にしてください、と言っても、これはあくまでお願いベースのことであって、他人に対しては何の拘束力もない。

国民に対して真実を報道し、時には選挙の際の有権者の判断の資するような情報を提供することを使命とする報道機関が既に報じられた鳥越氏の淫行疑惑について取材するのは当然のことで、公職の候補者にはこれを拒否するだけの正当な理由はない。

回答は弁護団に、というのは完全な逃げで、鳥越氏が正当な理由なく回答を拒否しているのは明らかである。

過去のご自分の言動に比較してなんと卑怯千万なことをするものだ、などと橋下徹氏が嫌みの一つを言いたくなるのは当然である。

現時点で鳥越氏がマスコミの取材を断ることが出来る正当な理由として挙げ得るかも知れないのは、体調不良による取材拒否ぐらいだが、万一この段階で鳥越氏が病院にでも逃げ込んでしまえば、事実上選挙戦を放棄したのと同然である。

聞くところによると、週刊文春の報道には第ニ弾、第三弾があるというのだから、いくら鳥越弁護団が強力でも、この窮地を乗り越えることは難しい。
万事休す、とまでは言わないが、後追い記事が続くようだとまず鳥越氏は持たないと言っていいだろう。

身体検査が不十分でしたね、と言ったところだ。

もっとも、鳥越氏に付いてはかねてからこうしたスキャンダルがあることを承知で、まあ、大したことはないだろうと判断して野党の方々が鳥越氏を担ぎ出すことにした、という話も出回っているから、なんだかなあ、と思ってしまう。

ずいぶん、皆さん、甘いもんだ。

いやはや。

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