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衆院議運の海外派遣/ハンガリー

画像を見る 衆院議院運営委員会の海外派遣は16日、ワルシャワからハンガリーのブダペストへ。雨、気温14度。


 ブダペスト市内で、ハンガリーの有識者と意見交換。コルヴィヌス大学政治学研究所政治分析センター長のトゥルク・ガーボル氏は、マスコミにも引っ張りだこで学生にも人気のある研究者。


 在ハンガリー日本大使館の資料によると、現在のオルバーン政権の特徴として「与党フィデスは、総選挙で2期連続3分の2以上の圧倒的多数の議席を獲得。ポピュリスト的政策により国民の高い支持を維持」「国会の数の力を背景に重要法案を次々に可決(新憲法制定、憲法裁判所の違憲審査権縮小、選挙制度改革、メディアに対する国の監督強化など)」として、政府・与党への権力集中、チェック・アンド・バランス機能が低下し、(西側的)普遍的価値と相容れない政策運営だと指摘しています。


 ハンガリー新憲法は、「民族中心的で、キリスト教的価値観が反映され、価値中立的でない」「個人主義の否定と共同体重視の思想」「憲法裁判所の権限を制限」など、民主主義的立憲主義のスタンダードを満たしていないという批判があり、ほとんどのハンガリーの憲法学者の抗議に反して制定されたといいます。


 トゥルク氏は「元々オルバーン首相が率いるフィデスは、リベラル急進的な民主化を進める党だったが、その後民族的保守的な看板に掛け代えた」「政治権力のための政治を追及」「政権支持のメディアを増やすことがオルバーンの政策であり、意識してメディアをコントロールしている」と述べていました。


 ある与党議員は「ハンガリーの政治は日本とよく似ている」。

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