記事

【都知事選】 上杉隆候補 「五輪・森喜朗タブー」に踏み込む

画像を見る

上杉候補は「政治とカネ、もうウンザリでしょう」と聴衆に呼びかけた。=15日夕、都内 撮影:筆者=

 都政の暗部を知り尽くした男が都知事選挙に打って出た。

 記者会見の開放で記者クラブに悲鳴をあげさせた、元ジャーナリストの上杉隆候補は街頭演説でもタブーに踏み込む。

 「政策論争がなくて政党の党利党略で候補者が決まった・・・東京は都民のもの。自民のものでも、公明のものでも民進、共産のものでも、メディアのものでもない。なんで東京のことを知らないリーダーを勝手に決めるのか?」

 無駄遣いの典型とされるオリンピックについても厳しく指摘した ―

 「石原知事の時、(日本中の銀行を敵に回した)外形標準課税の訴訟費用として備えていた4,500億円が不要になったので、じゃあオリンピックをやろうということになった。(このため全会場が)8キロ圏内というコンパクトオリンピックだった。

 ところが森(喜朗)会長になって使うわ使うわ、今では2兆円から3兆円かかると言われている。そういう勝手なことは許しちゃいけない。2兆円も使わないでできる方法はあるんです」

画像を見る

地元女性(左)は上杉候補のポスターを100枚以上、選挙掲示板に貼った。=15日夕、勝どき 撮影:筆者=

 応援に入った松沢成文参院議員(元神奈川県知事)は、政策のない有名人が野党統一候補となっていることを批判した。

 松沢氏は都議会の腐敗を明かした。

 「どこからもチェックされない伏魔殿に都庁と都議会がなってる。一般の議員にも公用車がつくのは都議会だけ。これが実態なんです」。

 「与党の都知事を作りたいから、いま自民・公明は必死なんですよ。東京都庁には利権ができちゃってる。利権を壊そうとすると全員でイジメる」。

 マスコミと権力にとって厄介な候補者は「その他大勢」扱いされる。参院選での三宅洋平氏と同じだ。

 小雨の降るなか聴衆は身じろぎひとつせず、上杉候補の話に耳を傾けた。

 宇都宮健児氏が名誉ある撤退をした今、データをちゃんと挙げて都政を語れる候補は、上杉氏くらいかもしれない。

  ~終わり~



『田中龍作ジャーナル』は読者のご支援により維持されています

あわせて読みたい

「都知事選2016」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    橋下氏 任命拒否の教授らに苦言

    橋下徹

  2. 2

    田原氏 野党は安易な反対やめよ

    たかまつなな

  3. 3

    倉持由香 初の裸エプロンに感激

    倉持由香

  4. 4

    コロナ禍も国内工場は異常な強さ

    PRESIDENT Online

  5. 5

    iPhone12かProか...売り場で苦悩

    常見陽平

  6. 6

    数字を捏造 都構想反対派の欺瞞

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  7. 7

    ベテランは業界にしがみつくな

    PRESIDENT Online

  8. 8

    のん巡る判決 文春はこう考える

    文春オンライン

  9. 9

    社民党分裂 背景に立民の左傾化

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  10. 10

    世界も注目 鬼滅映画の大ヒット

    木走正水(きばしりまさみず)

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。