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米FRB当局者「利上げ急がず」、英EU離脱決定で不透明感

[セントルイス 14日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の3人の政策当局者が14日、利上げを急がない姿勢を示した。米経済が完全雇用に近いことを示す兆候はあるものの、英国の欧州連合(EU)離脱決定で不透明感が出ているためだ。

7月26─27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、中核メンバーが金利据え置きのシグナルを送った格好だ。当局者の大半が年内少なくとも2回の利上げを示唆していた先月から状況は一変した。

セントルイス地区連銀のブラード総裁は14日、セントルイスで記者団に対し、利上げを「急いではいない」と表明。「ブレグジットを受けて、今後の状況を見守ろうというムードになっている。私も賛成だ」と述べ、米経済や生産性の伸びが現在のような低水準にとどまる場合、今後2年半で1度の利上げが適切になるとの見方をあらためて示した。

ダラス地区連銀のカプラン総裁もセントルイスで、利上げに際しては「忍耐強く緩やかな」アプローチで臨むべきとの持論を繰り返した。

アトランタ地区連銀のロックハート総裁は14日、グローバル・インターディペンデンス・センター開催のロッキー・マウンテン・エコノミック・サミットで行なった講演で、FRBは将来的な利上げに対して、「慎重かつ辛抱強い」スタンスを維持する必要があると主張した。

国民投票で英EU離脱が決まったことを受けて世界経済の見通しが一段と不透明になり、投資家らは安全資産に殺到。政策当局者は、ブレグジットの影響を見極めるには、数年かかる可能性があると見ている。

トレーダーらは、米利上げは2017年6月以降と予想している。

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