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そろそろ元号は廃止してはどうか?

天皇陛下が生前退位の意向を関係者に伝えられているということで、俄に新元号が話題になっている。明治、大正、昭和、平成と同様に漢字二文字で、かつ、頭文字がM, T, S, Hと被らないようにする事等が最低条件であり、いざ事が具体化すればプロセスに則って粛々と決められていくことだろう。

しかし元号の利用には次に上げるようなデメリットが存在する(元号 - Wikipedia)。

  • 西暦との換算が面倒で間違いの元ととなる。
  • 西暦には終わりがないが元号は天皇の崩御を機に変更されてしまう。
  • 元号より前の過去を表現する紀元前N年といった表記ができない。
  • 未来を表現できない。平成40年としても、そこまで平成が続くかどうか保証はない。
  • 外国人には通用しない。
  • 西暦の1年に対し、複数の元号が対応する場合がある。昭和64年と平成元年など。
  • 元号の修正のたびに各種印刷物等の修正費用がかかる。費用の観点から古いまま放置されるケースもある。
  • 年度の区切りが改元の区切りと一致せず、改元後年度の終了日までの呼称は旧元号を利用することになるため混乱を生じる。
  • 日本史の学習者が覚えることが増える。
  • コンピュータシステムの修正が大変(「天皇陛下が生前退位の意向示す」と聞いて震え上がるエンジニアたちの悲鳴を御覧ください - Togetterまとめ)。

そこで、暴論なのは承知だが、日本独自の元号は平成で廃止し、以降西暦のみを利用するという方法はどうだろうか。たとえば、平成は平成30年12月31日をもって終え、翌2019年1月1日より、西暦のみを用いることとする。そもそも元号で表せる年はすべて西暦で表わすことができるのだから、暦上の年数を表わすという意味においては不都合はない。上述の不都合を一掃できるという多大なメリットを享受することができるのだ。



公文書等、元号を用いることが慣例になっているものは西暦に移行すれば良いし、どうしても元号が必要ということであれば、新元号を西暦としてしまえば良い(ただし元年から始めず、2019年などの適切な初期値を設ける)。Sが昭和とかぶるけど。

もちろん、日本の伝統や天皇制にこだわりを持つ方々の強固な反対があるだろうが、個人的にはそうした文化的価値にこだわって不合理を続けるよりは、合理的・効率的な運用の方が好ましいと感じる。

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