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東京都知事選挙について 鳥越俊太郎氏、宇都宮健児氏の分裂は誰も望まない

野党4党が統一候補として鳥越俊太郎氏を推すことが決まりました。
 石田純一さんも統一候補を応援するということを先日の会見でも表明していましたし、その成果が出たのかなという早期のまとまりようです。
石田純一さんの呼び掛けは動かない野党への起爆剤だ ものが言えなくなる芸能界を憂う

 ただ、気になるのが鳥越俊太郎氏の立候補の動機です。
 参議院選挙の結果をみて、流れを元に戻す、つまり改憲に反対という意思を示すためというものです。
 都知事選挙なのですから、やはり国政だけの問題を語ってはダメです。
 東京都知事としてどうしたいのかを大いに語らないと有権者に受け入れられません。
 告示はまもなくですが、野党4党も含め早急に都政のあり方を表明してもらいたいです。
 特に貧困層のみならず、中間層のための福祉政策の充実こそ実現してください。

「生活苦しい」なお6割=平均所得2.5%増-厚労省」(時事通信2016年7月12日)
「生活が「苦しい」と感じる世帯は全体の60.3%を占め、過去最高だった前年(62.4%)より減少したものの、依然として6割台の高水準にあることが分かった。」

野党共闘に注文 安倍政権に反対するだけではダメ 積極的に格差社会是正のための政策を打ち出して欲しい!

 ところで宇都宮健児氏はこれよりも先に立候補表明をされていました。3回目の立候補となります。
 この鳥越俊太郎氏の立候補表明に対して宇都宮氏の不快感が報じられています。
鳥越氏出馬へ民進支援 都知事選の構図固まる」(東京新聞2016年7月12日)
「宇都宮氏は十二日、記者団に「密室で候補者を決めるやり方でいいのか。どんな政策を掲げて戦うかが重要。公の場で討論した上でどうするか決めたい」と述べ、出馬の意思に変わりがないことを強調した。」

 正直、私は宇都宮健児氏に対しては、良い印象は持っていません。日弁連会長選挙において、再選を目指した宇都宮健児氏でしたが、会員には目を向けず、年越村ばかりに目を向けていました。
 弁護士人口問題が日弁連内で非常に大きな争点となっていたにも関わらず、玉虫色の公約に終始したのです。会内でのリーダーシップも取ることができず、1回目の当選のときの得票数を大幅に減らしました。

 2010年のときの再選挙では9737票を獲得したのに、2012年の再選挙では7673票まで激減しているのです。その結果、再選はできなかったのです。
(再選挙なのは最初の1回目の投票で決着がつかなかったため)

 今回、宇都宮健児氏は、見切り発車なのか、さっさと立候補表明をされました。
 他の野党4党が鳥越氏に一本化したことをもって「不快」という資格まではないのではないでしょうか。
 「公開」の場での討論が必要な理由もわかりません。密室がダメだということの裏返しなのでしょうが、前回の都知事選挙では、宇都宮健児氏を推したのは共産党、社民党、細川護熙氏を推したのは民主党、生活と分裂だったわけです。

 そのような経緯からは、最初から4党で推すという候補者としては宇都宮氏は不適格でもあったわけですから、その辺りの自覚や認識が宇都宮健児氏に欠如していたとしかいいようがありません。
 共産党や社民党から立候補要請があったのならまだしも、それがないままでの見切り発車なのですから、宇都宮健児氏に批判する資格はありません。
 潔く降りた上で、鳥越俊太郎氏を全力で支援すべきです。

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