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厳しい現実に目を

 昨日10日に投開票だった参院選で、与党は当初の目標どおり改選議席の過半数を確保しました。

 私の地元、埼玉選挙区でも、自民党公認の関口昌一候補と公明党公認自民党推薦の西田実仁候補が共に当選し、定数3のうち与党で2議席を確保できて胸をなで下ろしたところです。

 しかし岩城光英法務大臣、島尻安伊子沖縄北方大臣という、日頃からお世話になっている二人の現職閣僚や、特に東北地方の1人区を中心に、落選した方々も少なからずいたことを重く受け止めなければいけません。私も今回、山口・福島・長野と応援に入りましたが、1勝2敗となり、忸怩たる思いをしています。

 野党共闘が政策無視の野合であると訴えたことはある程度有権者の理解を得られたと思いますが、接戦で負けた選挙区の多くは、実はかつて90年代、自民党から離党して連立政権を作った議員またはその後継者の地元でした。
 また、アベノミクスは正しい道であると確信していますけれども、農業県ではまだその実感が薄く、TPPに対する不安もあったかもしれません。東北の被災地については廃炉・除染・風評被害対策など、これからが正念場という側面もあります。

 私たちはこうしたことを踏まえて丁寧な政権運営をすることが必要になってくるでしょう。
 また、野党共闘や「改憲阻止」の運動は決して軽視することはできません。メディアは「改憲勢力3分の2確保」と大きく報じています。これはかなりミスリーディングで、どの条文をどう変えるかについてこれら各党の間で一致した意見がある訳ではありませんし、何よりも国民投票で過半数の賛成がなければ憲法改正は実現しないのです。ここでも開かれた丁寧な議論を国会でしていくことが必要です。憲法改正の発議は政府が行うのではなく、衆参両院で行うのです。

 参院選が終わったら、すぐ首都東京の知事選挙が行われます。候補者擁立は大変混乱していますが、無党派層が多い東京でどのような結果が出るかは予断を許しません。

 厳しい現実から目を背けることなく、しっかり地に足の付いた活動を進めて参ります。

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