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- 2016年07月09日 13:49
新知事による“冒頭解散”は、できる?できない?
2/2【小池百合子氏の真意とは】
上述しましたように仮に、新知事によって自主解散が提案され、上程されれば、議会は審議をしなければならず、最終的に各議員は表決を迫られます。自主解散に誰が賛成で、誰が反対かが都民の前に明らかになるということです。また、もし、都議会議長・議会運営委員会が、法律に明記されていない自律権の解釈を盾に、自主解散議案の上程を拒否し、廃案にすれば、都議会は新知事が自律権を侵していると認定することになり、重大な知事不信任理由になるでしょう。新知事による自主解散の提案を拒否しておいて、不信任をしないのなら、都議会は大きな論理矛盾に陥るのです。
以上は、あくまでも可能性の検討に過ぎません。
ただ、いずれにせよ、我々都議会議員は、新知事と真摯な議論を積み重ねて、自主解散議案が提出されない議会運営をしなければならないということが、“冒頭解散”発言を受けて、改めて自覚しないとならないのではないでしょうか。私個人は、常に是々非々で議会活動を重ねてきましたが、多くの地方議会の首長与党は、冷水をぶっかけられた思いでいると思いますので、これまでの議会と議会活動を省みる貴重な機会としていただきたい。「自民党都連=東京都議会」とひとくくりにされてしまい、誠に不本意ながら都議会への都民への不信が高まっている中、来年6月に予定されている都議選におきまして、都民の皆様に「議会とは何か」を投じ、監視いただく良い材料となったと思っています。
小池氏の発言は、マスメディアの切り取り報道(小池氏は“冒頭解散”の前に、議会側に不信任をつきつけられたらと発言)も拍車をかけ、世間に波紋とともに誤解を与えており、説明を尽くす必要がありますが、テクニカルには実現不可能なものではないことを説明させていただきました。東京都政におきましても、既得権に斬り込めば、当然、都議会・圧力団体・都庁官僚などからの反発・抵抗が予想されます。小池氏の訴えたかったことは解散ありきということではなく、そのいわれなき「反発・抵抗」に遭ったときに、決して屈することなく、直接、都民の民意を問う覚悟を示したものと、しかと受け止めました。
今後とも、都民・都庁にとって最善のトップリーダーの選択肢をご提示できるよう、前向きな検討して参ります。
【お姐総括】
小池百合子元防衛相、江戸川へ保育士視察
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一昨日「待機児童問題等子育て支援策について、得意分野の上田都議にヒアリングをしたい。また併せて保育現場を視察したい。」との連絡を頂きました。そこでテレビ、新聞報道にもありましたとおり、昨日、旧知の児島史篤園長の運営する江戸川区東小岩にあります小規模認可保育所にっこりハウスをご案内いたしました。江戸川区は都内屈指に子どもも多いことから待機児童も常にトップ5位内を推移しております。東京都が国に先んじて推進してきた認証保育所制度の評価と、政府における子ども・子ども新制度においては、明確に定義されていない課題などお話しました。シングルマザー家庭も多く子どもの貧困率が高いことや、折しもマタハラが政府においても厳罰化がなされたのを受け地方行政での推進の必要性なども話しました。そこで「女性が輝く日本東京」発言となったと思われます。小池さんは併せて液体ミルクの導入推進を児島園長に説明をされ、私も被災地支援から必要性を強く感じていたので東京都の災害備蓄品にも反映したいとお伝えした次第。
「なんで、お姐のところに小池百合子さんが!?」というお声を多々頂戴しております(笑)。お姐は、地域主権型道州制国民協議会政治家連盟東京特別州代表でありまして、数少ない道州制導入に真摯に取り組まれている国会議員として、小池百合子さんに講師をお願いしたところ快諾頂いて勉強会を開催してからのご縁でした。詳細は過去Blogご参照。
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これが2012年4月の勉強会の写真です。超党派の議員とともに、長年こうした勉強を重ねてきましたことが、まさか今日に繋がるとは思いも寄らず。さらに、マタハラで会社をクビになった経験もあり、待機児童に問題詳しく、保育園をすぐにご案内できる是々非々のノンポリ都議という好条件が揃っての江戸川の保育問題ヒアリングと視察実現に結び付きました次第です。
地道に地域課題に取り組んでいると、政治の女神がウィンクしてくれるものですね。
- 上田令子(東京都議会議員江戸川区選出)
- わたしは、ブレない。



