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ドル/円上値重い、一時100円前半に弱含む

[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク時間午後5時時点に比べ、ドル安/円高の100円半ばだった。米雇用統計の発表を控えた様子見ムードの中、午後はにわかに円買いが強まり、100円前半に下落する場面があった。その後の戻りは鈍く、上値の重さが意識されている。

正午以降、100円後半で推移していたドルは、米金利低下や株価の下落などリスク回避の流れを受けて100.24円まで弱含み、6日安値の100.20円に迫った。

100.24円で下げ止まり、午後3時にかけて100円半ばまでもみあった。新規の材料が見当たらす、株価にらみになっているという。「日経平均が下げ幅を縮小すればやや円売りになるが、雇用統計を前にしてリスクオンにはなりづらい」(外資系証券)との声が出ていた。

ドルが心理的節目の100円に向かってじりじりと下げる中、市場では政府・日銀が為替介入に踏み切れるかどうか関心を集めている。「英国民投票後につけた99円はイベントの際のオーバーシュート。じわりと100円を試しにきた今の状況とは違う。米国からのけん制がある中、日本の当局が為替介入できるか度胸を試される」(同)との指摘があった。

特に100円割れはデフレ経済への逆戻りを想起させ、アベノミクス失敗と受け取られかねないという。そこで当局が介入できなければ、投機筋などの仕掛け的な円買いが強まる可能性があるとして警戒されている。

<午前も方向感乏しい>

午前のドル/円は100円後半で方向感が出なかった。

朝方の安値100.66円から仲値にかけて100.95円まで上昇。その後、いったん弱含み、再び100.96円まで買い進まれた。高値圏ではCTAなど海外短期筋の戻り売りに押され、朝方の安値付近まで反落した。

今夜に6月分の米雇用統計を控え様子見ムードが広がっていたという。ロイターがまとめた市場予想では、6月雇用統計の非農業部門雇用者数の増加は17万5000人。3万8000人増にとどまった5月分から大幅に増加する見通し。

午前は浅川雅嗣財務官の発言が伝わったが、市場の反応は限定的だった。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 100.40/42 1.1062/66 111.28/32

午前9時現在 100.76/78 1.1062/66 111.47/51

NY午後5時 100.78/80 1.1061/66 111.43/47

(為替マーケットチーム)

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