- 2016年07月05日 07:00
40代の元ワーキングママがインターンをして感じた「復職時に乗り越えたい3つのこと」
2/2復職すると、子どもがもっと甘えてきます
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前職で働いていたころ、明るかった長女がいつの間にか元気がなくなったことがありました。ある帰り道、雨の中で泣きながら「ママ怖い」と叫ばれてしまったんです……。
日々を回すのに娘を追い立て、きちんと向き合ってこなかったことに気づき、大変ショックを受けました。同じことは繰り返したくないという恐れは、ずっと胸の奥にありました。
インターンが始まって、幼稚園児の下の子は延長保育に預ける生活をしています。そのせいか、今までより頻繁に抱っこ抱っこや赤ちゃん返りが起こるようになりました。朝、家事をしようと先に起きると「いっしょに起きたかったの!」と怒って泣く。かといって娘の起きる時間まで寝ていることはできません。
子どもは子どもで生活の変化を察知して、頑張ったり不安になったりしているのかなと思います。
正しい対処法は分かりませんが、まず相手の気持ちを受け入れる(「いっしょに起きたかったんだね」と言う)、その上で「お母さんはみんなのご飯を作るから早起きしたんだよ」など、理由をしっかり伝えるようにしています。
加えて、日ごろから「お母さんはあなたのことが大好きなんだよ。昼間離れている時も、ずっとだからね」と言葉にして伝えています。本当のことだし、それが娘の元気につながればいいと思うからです。
とある日、顔を洗いながら突然「ママ、私のこと、好き?」と聞かれて驚きました。
「もちろんだよ!」と言いながらギュッと抱きしめました。
ふいに確かめたくなったのかなと思います。そんな子どもの気持ちに寄り添いながら、仕事と生活、一番ベストなバランスを取っていきたいと思います。片方に無理がかかったら、修正が効くような働き方をしていけたら最高です。
復職に向けて、大切なことは
履歴書や職務経歴書に“ママをやってました”って書かないですよね。でもよく考えたらおかしいというか……。ママをやっていることって、人生の中でも大きな仕事なんだと思うんです。そういう点を見ていきたいですよね
画像を見るママインターンの一環で、サイボウズ 人事部の松川隆さんをインタビューした時に出た言葉です。
育児休暇が最長6年取得できたり、時間と場所にとらわれずに働けるサイボウズのように、多様な働き方を推進している職場はまだまだ少ないかもしれません。けど、そういう職場は少ないから、とあきらめる前に、もっと自分に自信を持っていい──。とても勇気の出るメッセージでした。
インターンをやってみて感じた「自分」「仕事」「家庭」でバランスを取るためには?
自分・仕事・家庭──。この3つのバランスをどのようにとっていくか。自分にとっての調整は、働く限りずっと続いていくのでしょう。
その中で、1つわかったことがあります。あくまで今のわたしの場合ですが、自分と仕事の実現のためには、まず、家庭をケアしないとダメだということです。家庭が不安定であればあるほど、心理的物理的負担は増し、自分や仕事に時間を割くことが困難になるのです。そのことを忘れずに、家族それぞれとの関係を大切にしていきたいと思います。
インターン終了後、やってみたい働き方が見えてきました。在宅とオフィスにはそれぞれ違う良さがあります。家族の状況を見極めて少しずつ、外に出る働き方を増やし、ワークスタイルを変化させていければなと思っています。
その時に大切なことは、知らないうちに自分を縛っている固定観念を捨てること。わたしは「年齢・ブランク・子どもなどの理由から、自分はうまく働けないんじゃないか」と思っていました。しかしインターンでトライしているうちに、「自分の首を絞めていたのは自分だったのかも?」という気持ちになってきました。自分の思い込みを疑って、いつもフラットな気持ちで行動できるように心がけたいです。
うまく運ぶかどうかは未知数です。でも自分の「こうしたい」という思いを持ってアクションを起こしていくことが、未来につながると信じます。



