記事

震災復興と公明党 加速化へ全党一丸の支援さらに

東日本大震災から5年3カ月余の歳月が流れた。
今年度から「復興・創生期間」という新しいステージを迎えている被災地では、住宅やインフラの整備が急ピッチで進み、「新しい街」も着々と誕生し始めている。
「ようやくここまで来たよ」。先月上旬、津波で全壊した旧施設の2倍の規模を誇る新魚市場が完成した宮城県南三陸町では、老漁師からそんな声を聞くこともできた。
あの日から6度目の夏。苦難の道を歩み続けてきた被災地に、復興を実感できる光景が確実に広がっている証しと言っていいだろう。率直に喜ぶとともに、国は引き続き全力で復興支援に取り組むよう、強く要請しておきたい。
被災地に響く建設の鎚音に耳を澄ましながら、あの日からの公明党の奮闘の日々を振り返る時、改めて思うのは、結党から半世紀を過ぎて一層輝きが増す「大衆とともに」との立党精神の重みだ。
自宅が津波に流された議員も、親族を失った議員も、被災地の公明議員は全員、ただただこの精神のままに傷ついた故郷を駆けずり回り、復旧と復興を前へと進めてきた。
全国3000人の公明議員も同様だ。山口代表と井上幹事長を先頭に、誰もが立党の志を胸中深く刻み、地元で、あるいは東北の地に赴いて支援の汗を流し続けた。
かくして、その広範なネットワークの中から、被災者に寄り添った“現場発”の政策が次々に生まれ、実現していったことは周知の通りだ。
「復興がここまで来たのは公明党の支えがあったればこそ」。村井嘉浩・宮城県知事ら地元関係者が口を揃えてそう語るゆえんである。
とはいえ、原発事故からの避難者9万人を含め、長期避難生活を余儀なくされている人は今なお16万人。「震災関連死」も3400人に達し、心のケアが遅々として進んでいない実態もある。
復興はなお道半ばで、多くの課題が山積したままである現実に目を背けることは許されない。
「人間の復興」なる日まで―。その決意も固く、公明党は全党一丸、熊本地震への対応も併せて復興加速のトップランナーとして走り続けることを約しておきたい。

あわせて読みたい

「震災復興」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    昭恵氏だって…外出する人の心情

    田中龍作

  2. 2

    NT誌東京支局長の日本非難に苦言

    木走正水(きばしりまさみず)

  3. 3

    現金給付の所得制限が生むリスク

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  4. 4

    小池知事は検査数少なさ説明せよ

    大串博志

  5. 5

    知られざる「個人撮影AV」の実態

    文春オンライン

  6. 6

    自粛要請も休業判断は店任せの謎

    内藤忍

  7. 7

    緊急事態宣言は拍子抜けする内容

    青山まさゆき

  8. 8

    岩田医師 東京都は血清検査せよ

    岩田健太郎

  9. 9

    コロナ対策 国会は現場止めるな

    千正康裕

  10. 10

    韓国がコロナ詳報を公開する背景

    WEDGE Infinity

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。