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都議会では自民党を叩くのに、参院選では自民党候補を応援??わたしの複雑な政治事情を、噛み砕いて説明してみる

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

本日の午前中は神奈川まで足を伸ばし、無所属・自民党推薦の中西けんじ候補の応援をしてきました。

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中西けんじホームページ
http://www.nakanishikenji.jp/

外資系金融JPモルガンで取締役副社長まで務めた実力者であり、元みんなの党でご一緒だった中西さん。その政策立案能力と人柄で、私が自信を持って推薦できる政治家です。

神奈川にお住まいで、投票先が決まってないよ!という方は、ぜひ投票先にご一考いただければと思います。

さて、この中西候補は自民党の推薦を受けています。

これは選挙後はそのまま、自民党に入党されることを意味します。

「え、昨日はあれだけ都議会自民党ぶっ叩いてたじゃん。なんで自民党を応援??」と思われる方も多いと思いますので、この辺りの政治的事情・戦略的投票行動をできるだけ噛み砕いて解説したいと思います。

まず大前提として、私は無所属議員です。

国政政党に所属していれば、一も二もなくその応援に駆り出されますが、別に誰の応援もせずに、参院選の期間中は寝ていても文句は言われません。

ただ、私はそれは「政治家」として無責任な態度だと思います。

なので、手がとどく範囲では応援もするし、自分の立場を旗幟鮮明にしたいと思っています。

そんな私の今回の選挙における行動原理は、「国政に変化を起こす・変化が起きる萌芽を残す」ことです。
そのためにある程度、無所属としてフリーに動ける立場を使って、戦略的な行動をします。

例えばこの神奈川選挙区ですと、定数は4。

・自民党
・公明党
・共産党

の3枠はほぼ確定で、残りの1枠を無所属の中西候補・民進党の2候補が争っています。
(共産党が「人を殺す予算」発言で失速してくる可能性はありますけど)

神奈川には私と政治信条の近いおおさか維新の会の候補もおり、心情的には応援したいところなのですが、残念ながら当落に絡んでいくことは極めて難しい状況です。

となると彼を応援して、私の知り合い・支援者が投票したとしても、残念ながら「死票」になってしまいます。

さらに保守不動票が分裂してしまっては、目も当てられません。

そこで、戦略的な行動を取ることになります。
(中西さんの場合は、これに旧知の仲で信頼関係が加わるのですが)

私ははっきり申し上げて民進党が議席を取ったところで、何の意味もないどころか日本にとってマイナスだと確信しているので、「保守改革政治家」である中西けんじ候補が議席を取った方が絶対に良いと判断します。

中西候補はまだ政界では若手ですし、民間経験を活かして旧態依然とした自民党を中から変革してくれる期待も少なからず持てます。

よって、中西候補を応援することは、私にとって非常に理に叶った行動になるわけです。

「私は千葉県民なんですけど、誰に投票したらよいですか?」という質問もSNSでいただきましたので、もう一つ千葉を例に取りましょう。

ここでしたら私は、自民党新人のもとえ太一郎候補をを推します。

千葉選挙区は3枠中1枠は自民党現職が確定、残り2枠を

自民(新人)
民進党×2

が激しく争う展開になっておりまして、前述の通り民進党に議席を与えることは無意味です。変化、起きませんから。

一方でもとえ候補は弁護士ドットコム代表というビジネス経験と、40歳という若さでやはり自民党を内部から変えてくれる可能性を秘めています。

なのでここは、戦略的に自民党新人を応援することが合理的になります。

残念ながら批判だけしていても、政治の世界は変わりません。

特に明確な選択肢が示される選挙においては、「何が一番ベターか」を考える必要がありますし、さらにそこへ「誰が勝ちそうか」を勘案して、少しでも政界にポジティブな影響を残す道を模索しなければなりません。

もちろん政治家ではなく一般の方であれば、入れる先がなければ批判票として「白票」を投じるのも一つの手だと思います。

ですが、

選挙とは、ろくでなしの中からもっともマシな人間を選ぶ作業である

という言葉もあります。

政治を変えるために何が一番マシな選択肢なのか、皆さまも頭を悩ませてみていただければ幸いです。

「私の選挙区○○なんだけど、オトキタさんなら誰に入れる?!」という疑問がありましたら、各種SNSで絡んで来てください。

できるかぎり返信していくつもりです。

なおその際は私が中道右派・自由主義者・小さな政府論者であることを差っ引いて考えていただければと思います。

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(本日の中西けんじ候補の応援には、浅尾慶一郎代議士の姿も)

【おときた駿の個人推薦者まとめ】

渡辺よしみ(全国比例区)
田中康夫(東京選挙区)
中西けんじ(神奈川選挙区)

いよいよ選挙戦も残り10日間!

それでは、また明日。

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おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 32歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

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twitter @otokita
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