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熊本地震被災状況視察  益城町1

リンク先を見る 熊本地震による被害の現状と大震災時の対応の課題などを調べるために熊本市と益城町を視察で伺った。平常を取り戻しつつあるが、復興はこれからという状況だった。




リンク先を見る 視察は私が事務総長をしているローカルマニフェスト推進地方議員連盟の有志で行ったもの。連盟に所属する現地の議員にコーディネートをお願いし、益城町長と熊本市長とも意見交換をさせていただいた。今回は視察報告の1回目。

 訪れたのは6月28日。最初の地震の4月14日から二ヵ月半たった時期だ。熊本市内は平常を取り戻しているように思える。街中を見ても震災の影響が分からないほどだ。しかし、車で益城町に入ると、道路沿いに倒壊した建物がそのままとなっている風景が飛び出してくる。瓦礫の処理もまだまだの状態で今後がどうなっていくのか気になる状況だった。

 益城町の被災で考えさせられるのは、災害対策本部となる役場が地震によって機能しなくなってしまったことだろう。現在では役所近くにプレハブの臨時庁舎を建てて対応しているが、大災害時に市役所など官庁が機能しないとその後の対応に大きな問題が起きてくる。東日本大震災でも同様の例があったが、耐震強度など多くの自治体で再検証する必要がありそうだ。武蔵野市の場合は、強度は現状では問題ないが、熊本地震のような大きな地震が続くとどうなるかの再検証は考えてみたい。

リンク先を見る 西村博則益城町長と懇談をさせていただいたが、防災訓練は、大雨や台風を想定しており地震には役に立たなかった。それも、二回もあった。あれほどの揺れになると驚いてしまい机の下に隠れることなど対処ができなかったとも話されていた。訓練は日ごろから必要だと思うが、その内容の精査も必要ではないかと思えた。
 また、防災公園も費用がかかるので作れていなかったなどの課題も話されていた。いつ起きるか分からないことへの備えが必要なのは理解できるが、財政とのせめぎあいもある。これは政治的な判断でしか出来ないが、考えさせられることだった。



 町役場が使えないことから、これからのまちづくりの課題もあるという。それは、まちの中心部に役場があることから、移転するとなるとまちづくりと密接に関係してくるかだという。被災した住宅や現在避難所暮らしの人たちの新たな住居など課題は山積だという。

 解決策は現状では見えていないが、多くの人に伝えたいことは、この震災を忘れないで欲しい。熊本市に行くと何事もなかったかのようになっているが、益城町はまだまだの状態。全国からの支援が必要で、特にまちが持つ現金がなくなってきており、財政的な支援も必要だとされていた。町へ直接届く支援も必要ということだろう。




(続く)

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